ゴキブログ一覧
2024 .12.24
Ergaula capucinaニンジン食べる
Ergaula capucina carrot eat
久しぶりに飼育を開始しました.
まだ小さいので,プリンカップに入れてあります.
中はこんな感じ.
餌は今のところニンジンのみ.
こうやって食べている姿はいとおしく見えます.
2024 .12.23
モリチャバネゴキブリまた一つ終了
Another end of Blattella nipponica breeding
この産地も♂1匹だけとなってしまいました.
残った♂.
死亡した幼虫類.
集めましたが卵鞘が孵化しないです.
モリチャバネあるあるでした.
幼虫が死亡するのはPeripranetaに見られる症状に似ています.
この辺研究したら面白そうです.
2024 .12.20
卵鞘のカムフラージュ
Camouflage of ootheca
ゴキブリ科には卵鞘をカムフラージュする種が知られており,クロゴキブリやワモンゴキブリのような身近にいる種でも観察されます.
今回は,個別飼育しているワモンゴキブリの見事な埋め込みを見つけた.
どこにあるかわかりますか?
こちらが産んだ♀.
多くはこんな感じで基物に貼り付けますが,気持ち隠す程度で終わることが多く,
また,このように何もしない転がし産みをする個体が一定数います.
こうゆう産み方する個体に限って,卵鞘の龍骨部を齧っています.
孵化率落ちると思うのですが.
2024 .12.19
Thorax porcellana
Thorax porcellana
ついにヤバくなってきました.
死骸だけが増えていきます.
残った雌.
あと数匹もいないかもしれない.
いろいろ考えてやってはいるのだが,はたしてどうなることか.
2024 .12.18
コマダラゴキブリは順調
Rhabdoblatta formosana is doing well.
本種はWの若齢幼虫から飼育した成虫のF1.
ヤエヤママダラゴキブリは,W成虫から産まれた幼虫のF1.
スタート地点は微妙に違うだけのように思うが,コマダラ幼虫は今のところ元気.
数が少ないからだろうか.
これからが勝負ですね.
2024 .12.17
先のペストロジー学会での1枚
A shot from the recent Pestlogy Gunma meeting
写真が手に入ったのでご紹介します.
R昆虫館のYさん.
T大学のHさん.
バレバレかもしれませんが.
皆さん当日はありがとうございました.
しかし,肌の色つやが全然違いますね(笑).
年齢を実感した瞬間でした.
2024 .12.16
Symploce pallens
Cleaning of the breeding case of the Symploce pallens
安定して良く増えます.
この飼育状況はチャバネゴキブリと一緒です.
チャバネに比べ糞に水分が少なく,臭いもほとんどないです.
サラッサラ.
カンザイシロアリの糞みたい.
恒例の移し.
これ書いていてフト思ったのですが,このゴキブリも茶色い翅のゴキブリですね.
よく考えると,多くのゴキブリが「チャバネゴキブリ」です.
それを束ねる「チャバネゴキブリ科」というのは良いネーミングですが,1種に限定すると相応しくなさそうです.
和名は難しいです.
2024 .12.13
ヤエヤママダラゴキブリF2
Rhabdoblatta yayeyamana F2
9月に産まれた幼虫たち10匹.
多分脱落はしていないと思うが,今のところ育っている.
F1の轍を踏まないようにすごい設備を作りたいと思います.
2024 .12.12
Archimandrita sp.
Archimandrita sp.
今のところ順調に増えている.
A. tesselataと変わらない感じ.
板を上げるとこんな感じでいる.
2024 .12.11
Periplanete americana emergence
羽化したばかりの雌に,もっと羽化したばかりの♂を同居させました.
雌はお姉さんになりますかね.
雌と雄の触角とのやり取りに癒されますね.
途中後脚のキックや後半の中脚キック.
こちらも絶妙な触れ方で感情を持っているように見えます.
それから30分後.♂の翅が伸びてきました.
1時間30分後↑.
ちょっと失敗しちゃいました.
3時間30分後.↑
8時間30分後.↑
10時間30分後.
19時間後.
やっと前胸背板に黒味が出ました.
2024 .12.10
龍ヶ崎の12月
December in Ryugasaki City
早いものでもう12月も終わりに近づきました.
夏は沢山の昆虫たちがいて都内とは違った楽しみがありましたが,さすがに動物は見なくなってます.
アカボシゴマダラ幼虫は元気かとエノキを見に行ったのですが,落葉激しく見つけれませんでした.
地表の落ち葉を少し探しましたが発見できず.
代わりにキノコ発見.
こんな寒くても出るんですね.
Archiblatta hoevenii飼育していたら餌であげれたのですが.
懐かしい.
ついでにまわりを見ていたら,名前の分からぬ蛾がいました.
冬に出るガもいますが,これは夏の生き残りでしょうか.
これからしばらく様々な会合があり少し忙しくなります.
お体気を付けましょう.
2024 .12.7
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
積極的繁殖をするため終齢幼虫から成虫を少数飼育していたケージですが,幼虫のまま全滅してました.
乾燥した雌雄終齢幼虫.
こうゆうのが続くと,自分の才能の無さを痛感します.
しかし,まだ偶然取れたF2とシロアリ放飼ケージが残っているので次なる計画を実行してみたいと思います.
2024 .12.6
ホラアナゴキブリの餌
Food for the Nocticola uenoi
ホラアナゴキブリの餌は,固型飼料の粉やリンゴ,ニンジンのカットした時の極小の破片をたまに与えていたのですが,最近はこちらを与えています.
成分は煮干し,乾燥イトミミズ,やわらかプチコーンの千切れた粉状の破片.
無理に作るのではなく,それぞれの容器の底にたまっている自然にできる粉を容器に集めて保管しているだけ.
実際に与えた状態.
拡大.
今のところカビることなく,1週間で風化します.
床も1年以上替えて買えてないですが,これを与えるようになってから増えました.
有翅虫が多いときは3匹ほど舞い上がりあせるほどです.
長期間床替えなしの秘訣?は大型のトビムシは故意に入れない.小さな種は何やっても入りやすいので阻止は無理そうですが.
それと例の徘徊性ダニ入れないです.
このダニは結構ブリーダーで出ている気がします.
クワカブブリーダーにも広がっているようです.
気を付けましょう.
2024 .12.5
ヒメクロゴキブリ1齢幼虫
1st instar Sorineuchora nigra
リンゴカットを食べる1齢幼虫.
遠くから見るとトビムシと間違えそうな大きさ.
これでも成長して脱皮間近のように見えます.
クロゴキブリやワモンゴキブリの1齢幼虫は野外でも割とすぐ見つけること出来ますが,本種は見逃すか潰しそうですね.
成虫との比較です.
可愛いですね.
2024 .12.4
第40回日本ペストロジー学会群馬大会
The 40th Japanese Society of Pestology Gunma meeting
昨日,今日と日本ペストロジー学会群馬大会に参加しました.
最近は2題発表するのですが,今回は応募多数となりゴキブリとネズミで迷いましたが,旬なネズミの発表をしました.
お会いしたかった方々と会うことができ,有意義な大会でした.
今年はこれでおしまい.
来年3月は都市有害生物管理学会.
4月は長崎で日本衛生動物学会が開催されます.
これから新たなネタつくりが忙しくなります.
2024 .12.3
ドブネズミ
Brown rat (Rattus norvegicus)
野生個体です.
このポーズ,普段姿勢です..
飼育しているとおとなしく見えますが,指入れるとパクリとされます.
もう一匹.
こう見えても野生のドブネズミはレプトスピラやハンタウイルスなどを持っています.
決して飼育などはしないようにしましょう.
2024 .12.2
顔なしマイマイカブリ
Headless Japanese ground beetle
朝,建物犬走にうごめく大型の甲虫を見つけた.
この時期にしては珍しいので何だろうと見たが,んんん?
オサムシ?
なんか変.見慣れているが見慣れない??
マイマイカブリのようだが不気味.
ひっくり返そうとしたが不気味.
不気味なわけが分かった.
千と千尋のカオナシに似てる.
しばらくして気になったので見に行ったらまだ生きていた.
私はどうすればいいんだ.
推測するに,頭部を鳥かネズミに齧られたがそこで終わってしまい,傷に体液が出てきて固まった.