ゴキブログ一覧
2024 .7.31
ワモンゴキブリの脚再生
Regeneration ability of Periplaneta americana
終齢幼虫です.
右後脚が欠損しています.
羽化とともにどこまで再生できるか別飼育していました.
羽化後.
翅が開いてしまいました.
1匹だけ飼育していたのですが,脚が影響したのでしょうか.
結果,脛節,跗節が再生されていますが,脛節が栗イガ状になってしまいました.
短かったり,曲がったりすることはよくあるのですが,これだけ変形したのは初めて見ました.
こればっかりは本人の希望通りにはならないのでしょう.
2024 .7.30
ヤネホソバ
Eilema fuscodorsalis
以前,街灯に来ていたヤネホソバ?がいたが,結構周りに生息していることが判明.
まずは傘立てに見慣れた死骸あり.
敷地内建物にも見慣れた幼虫が.
ヤネホソバ幼虫ですね.
意外と身近にいるんですね.
2024 .7.29
ワモンゴキブリの白眼と黒眼の交尾
Mating of the white and black eyed American cockroaches
白眼の♀1に父島の♂2入れた容器で交尾確認できました.
めでたしめでたし.
これで産卵すればよいが,今のところまともな産卵をしたのは1ケージだけ.
前途多難.
2024 .7.26
ワモンゴキブリの移動
Move a Periptlaneta americana
良く増えるワモンゴキブリ.
新ケースへ移動です.
初齢幼虫から成虫まで適度にまじりあい,害虫らしさが出ています.
移し終わり.
直後は皆右往左往してますが,やがてシェルなー内など落ち着く場所を決め静かになります.
2024 .7.25
ゲジ解放
Hhouse centipede liberation
会社の流しに落ちていました.
浅草ではありえない光景.
ツルツル面は登れないようなので救出しました.
暑すぎて石の陰で休憩.
しばらくして石を見るといなくなっていました.
めでたしめでたし.
2024 .7.24
Elliptorhina laevigataの蓋
Breeding container lid
ついに穴をあけられてしまいました.
しかも2か所.
長い期間無事だったのですが,見た目では分からない劣化でも起こしているのでしょうか.
これでは使い物になりません.
さらに防虫シートまで穴をあけられました.
この穴の大きさでは初齢幼虫が脱出しそうなので新しいものに交換.
床替えも実施しました.
2024 .7.23
ホラアナゴキブリの長翅型
Long-winged type of Nocticola uenoi uenoi
コンデジでは,写真撮っても鮮明に映らないことが多かったが,動画にしたら何んとなく見れた.
虫ですね.
2024 .7.22
コマダラゴキブリの餌
Rhabdoblatta formosana food
週に1回は状況を見ているのだが,相変わらず何を食べているかわからない.
全く食べないわけではないが,この大きさの種類でこれだけということはない.
確認できるのはカメ餌少々.
やわらかコーン少々.
MF少々.
乾燥イトミミズゼロ.
葉ゼロ.
すでに産卵,卵鞘保育に入っており,栄養は必要なはずだが・・.
それと不思議なのはこの成虫は若齢で採集された個体でここまで育つ栄養は私が与えた物だけなのに健康そうな卵鞘を産んでいる.
という事は,孵化したときにだけ何か特別なものを食べると,その後は健康に育つのか?
2024 .7.19
スズキゴキブリ羽化はじまる
Periplaneta suzukii begin to hatch
昨年夏に孵化した幼虫が成虫になり始めました.
しかし雌はまだのようです.
幼虫が沢山いるので余裕で見ていられますが,少ない場合は交尾が合わずにハラハラ物です.
問題はこれから,F2がどれだけ孵化するか.
しばらくは暑い夏が続きます.
2024 .7.18
昼の生物
Daytime Animals
ニホントカゲ.
ハグロトンボ.
ウラギンシジミ.
私の大好きな蝶です.
他にも鳥類はいろいろいますが写真はコンデジでは無理っぽい.
やっぱ夜ですね.
2024 .7.17
白眼の卵鞘
Ootheca of the White-Eyed Periplaneta americana
単為生殖で爆産している黒眼雌に白眼雄を同居させて約半月.
待望の産卵を確認しました.
卵鞘右側が少し色薄い気がしますがとりあえずスタート切りました.
やはりこの雌は優秀で,他の4ケースはまだ産卵してません.
かなり厳しい気がしますが,楽しみでもありますね.
それに比べこちらは屋久島から来たワモン.
雌成虫1匹でご来社だったのですがもうこんなに増えています.
両性生殖は強いですね.
2024 .7.16
巨大ひまわりAmazon
Giant Sunflower Amazon
数年前に購入して何度か種を取って保存していましたが,やっと広い場所にまけるという事で,早めに20個ほどまきました.
現在の状態.
天高く?
なんかバレバレ.
目が出たのはこの種だけ.
しかもこの大きさ.
これはこれで珍しいが,種とるのは無理ですね.
さらに,敷地内草苅が入ったのですが終わった後.
これだけ細いとウサギのひと蹴りでもこうなってしまうでしょう.
これでCIC巨大ひまわり計画は終了.
慣れない植物は手を出したらダメですね.
やはり本業の巨大ゴキブリ&巨大ネズミを目指します.
2024 .7.12
アオダイショウ脱皮
Elaphe climacphora sheds its skin
終わっていました.
今回は見事に1本でむけてます.
下から逃走を企てるヘビ君.
2~3日したら餌を与えます.
2024 .7.11
なないろ日和
“Nanairo Biyori” 2024
また今年もおよばれしてスタジオ出演しました.
薬丸さん,香坂さんいろいろ話させていただき有難うございます.
神田さん,マックンさん,高橋さん有難うございました.
浜谷さんお元気ですか?
2024 .7.10
ツチゴキブリ床替え
Cleaning of the breeding case of the Margattea nimbata nimbata
前回行ってから3ヵ月後の状態.
死骸がたまってきました.
餌容器もダニだらけになってます.
タッパーの中はこんな状態ですが,本種は小型なので一部引き続き使用しました.
最後に虫体を移して終了.
2024 .7.9
水容器の白いカビ
White mold growing on water moss in water containers
たまに水容器にのせたミズゴケに生えます.
野外から採集してきたばかりの容器に出ること多いですね.
ちなみにこれはモリチャバネゴキブリです.
半年以上飼育していると発生しなくなるので出たら処理していますが飼育にも影響は確認されていません.
白いのは個人的に安心,色つくと注意ですかね.
交換後.
2024 .7.8
Archimandrita sp.
Archimandrita sp.
だいぶ前に幼虫で入手したのですがやっと成虫になり,Archimandrita tesselataと比較できるようになったので大きさを比べてみました.
左がsp..
Archimandrita属は今も2種類のみが記録されているだけです.
Archimandrita marmorata (Stoll, 1813)
Archimandrita tessellata Rehn, 1903
以前論文調べたがどちらも記載年が古すぎて,詳細がなかった気がしたのだが.
Cockroach Species Fileの写真から2種を比較すると全長の違いしか分からないが,A. marmorataは前胸背板の先端から前翅端部までが約70mm.
A. tessellataは約80mm.
では,日本に入荷しているA. tessellataはどうかというと約70mmしかない.
一方このArchimandrita sp. は80mmあるんですね.
翅のクリアー感から見ても,sp.がテッセでA. tessellataがA. marmorataとした方がしっくりくるのですが.
sp.が増えてきたらもう少し詳しく見てみたいです.
2024 .7.5
Polyphaga saussureiに発生したタバコシバンムシ駆除
Control of cigarette beetle in Polyphaga saussurei breeding containers
外から.
中の様子.
固型飼料に穴が開いています.
結構な数が共生してしまっています.
マットは使いまわせないので全て新調して虫体と卵鞘だけを移します.
産卵中の雌.
別の雌の裏.
若齢幼虫.
集った卵鞘.
タバコシバンムシの卵が付いていたら嫌なので水洗しました.
半分は元の飼育ケースに戻し,
もう半分は別途保管に回します.
果たしてこれでタバコシバンムシを除去できるか?
ダニよりはしつこくないと思うのですが,様子見です.
2024 .7.4
白眼ワモンゴキブリ復活目指して
Aiming to revive the white-eyed Periplaneta americana
そうはいってみた物の,これで全滅2回目.
何もせずに終わるならこの原因を探ってみることにする.
果たして雄の精子の問題か,それとも雌の能力の問題か.
もうこの個体たちはだいぶ歳を取ってしまったが,やるだけやってみます.
幸い,精子に飢えている?単為生殖雌は沢山いる.
という事でいくつかペアをつくりました.
1.父島単為生殖♀の毎週産卵する優秀黒眼♀1×白眼♂2
2.父島単為生殖♀の羽化1週間未産卵♀2×白眼♂1
3.父島♂2×白眼♀1
4.父島♂2×白眼♀1
5.父島♂1×白眼♀1(♂1欠品につき)
さて卵鞘を産んでくれると希望が持てるのだが.
2024 .7.3
白眼ワモンゴキブリ終了の予感
White-eyed Periplaneta americana premonition of the end
卵鞘を産まなくなりました.
雄は元気.
雌も見た目は普通.
しかし,ケース内には破片が少しあるだけです.
悔しいですね.
系統を重んじる私としては血を混ぜたくないのですが.
どうしよう.
2024 .7.2
ダニが発生したダメな餌
Mite infested no good food
ゴキブリの餌が少ないときは当然与える量も少なくするのですが,それでも余る場合があります.
梅雨の時期は特に湿度が高いのでダニが発生しやすい出すね.
それでダニが発生した例を紹介.
白い容器の底に粉が溜まっているのが分かりますか?
それと,写真では分かりにくいですがMFの表面がモホモホしています.
底はこんな感じでケナガコナダニがうごめいています.
ツメダニも発生していると思います.
これもそこに粉状があります.
MFとコーンの接面モモフモフしています.
これもすごいですね.
ゴキブリにはすぐに影響出るわけではないですが,小型の1齢幼虫はツメダニに食べられる可能性も考えられます.
また,ダニにからまれると見た目が可哀そうです.
早めに交換してあげましょう.
2024 .7.1
Blattella humbertiana床替え
Cleaning of the breeding case of the Blattella humbertiana
良く増えよく食べるので少し目を離すとすぐにこんな状態になってしまう.
餌皿内.
成虫と幼虫.
成虫はモリチャバネに似ているが前胸背板の黒状紋がインドっぽい.
終了.