ゴキブログ一覧
2023 .3.31
Corydidarum magnifica
Corydidarum magnifica
飼育を始めて6年目.
増えません.
全滅しないのですが,数匹を維持しています.
理由は,幼虫死が発生している.
思い切って全土飼育に切り替えました.
1世代が長いようなので増えとしても実感できるのは年末ごろ?
2023 .3.30
幼虫たち
Cockroach nymphs
昨年頂いた幼虫たちが大きくなりなんとなく種が分かってきました.
こちらは10月に頂いた宮古島の幼虫.
コワモンゴキブリの可能性高いですがどうでしょう.
こちらは5月に頂いた幼虫.
キスジゴキブリ終齢幼虫です.
やはり1年かかりますね.
ゴキブリの幼虫は何回も脱皮して成長するため,その都度形態が変化します.
そのため,幼虫での同定は基本しません.
ただ,飼育している種に関しては飼育している幼虫と比較できるので同定は可能です.
しかし,同属となると難しく何よりごく稀に変わったのが羽化します.
これが楽しいのです.
2023 .3.29
小さなゾウムシ
Small weevil
机で仕事をしていると,くるくる飛んで目の前に小さな虫が落下.
デジカメで拡大するとゾウムシであることは分かる.
シギゾウムシだろうか.
それにしても小さい.
昔は肉眼でも見えただろうと思うと歳を実感する.
動きが早く,静止時間が短い為中々鮮明な写真が撮れない.
仕方なく裏面.
あまりにも小さすぎて同定は諦めました.
これからどんどん暖かくなることは間違いなし.
2023 .3.28
ヨウランゴキブリ全滅?
Shelfordina orchidae extinct?
いつも通り死骸が目立ってきたのでケージを交換しようとしたのですが,いつもの床替えタイミングの時と何かが違う.
何が?
死骸の割には生きている虫体が少ない?
ふっ,餌が入っていない.
2年に1回ほどやってしまう餌入れ忘れ.
おそらく前回床替えしたときに入れ忘れたのだと思うので記録を見たら2/27となっている.
1か月近く餌無しで良く生き残っていたと思う.
それでも結構な数の幼虫をしなせてしまった.
ごめんなさい.
2023 .3.27
ヒキガエルの卵
Toad Eggs
都内の水たまりで見つけました.
私の田舎はトノサマガエルとアマガエルが多かったので,この紐のような卵の実物は見たことなく,都会の象徴のように思い憧れの卵でした.
なんかうれしいです.
そういえば,父島にもオオヒキガエルが生息しており,水域にはオタマをよく見ますが,卵は見たことないですね.
多分産卵期は私が行く時期ではないのでしょう.
2023 .3.24
コウガイビルとナメクジ
Hammerhead worm and slug
新たに産卵されました.
4個目.
しかし今回の卵は小さく,周りに白い粘性物質が付着しています.
そのせいか,親も採集当時の半分ほどの大きさになってしまいました.
しかし,新たの3個目の卵が孵化しました.
これも1個目より小さかったためか3匹出てきました.
仔が増えているので親が小さくなるのは仕方ない気もします.
ついでに,ナメクジの卵から孵化したナメクジ.
これも可愛いですね.
まだどれも小さいので小さな容器で餌も野菜くずで済んでいるので良いですが,これが続くといつもの何を飼育しているのかわからない状態になりそうです.
2023 .3.23
キチャバネゴキブリ食事
Centrocolumna japonica eating
キチャバネゴキブリの属名が変わっています.
Centrocolumna Jin & Che, 2022は昨年新設された属で,日本に生息している旧Symploce属の内,S. miyakoensisを除いた6種1亜種が移動されました.
というわけではないですが,リンゴを食べるキチャバネゴキブリ♀成虫.
綺麗なゴキブリです.
2023 .3.22
Eucorydia forcepsダニ駆除
Mite extermination in rearing containers of Eucorydia forceps
一年ほど前にカップで飼育していた時からダニが発生し,駆除を繰り返していました.
その後.成虫が出はじめたので駆除を行い,この小プラケに昇格.
その時の個体数は12匹.
しかし,再発して昨年末はそれはもう手が付けられない状態だったのですが,ぱっと見いなくなったので床替え兼ダニ駆除実行.
増えているかと期待したのですが,♀成虫1,幼虫17.
他のルリゴキブリより孵化率低そうです.
わらわら出てくるのを期待していたのですが残念.
まあ,昨年より減ってはいないので何とかわらわら状態を目指します.
それと,これをもってダニの発生しているケージは一応無くなりました.
それほど簡単にはいかないと思いますが,とりあえず区切り.
再発の報告をお待ちください(笑).
2023 .3.20
アリ産卵開始
Start of ant spawning
昨年の11月頃から育っていたと思われた卵や幼虫が消えました.
食べられたのでしょう.
しかし,やっと産卵を開始しました.
卵が10個ほど見られます.
働きアリも8月に2匹食べられてからは欠損なく,長い個体は半年以上生きてます.
こんなに小さいのに意外と長生きなのには驚きました.
外で見る小さなアリでも,長い命があると思うとうかつに踏みつけられません.
早く行列を見てみたいです.
2023 .3.17
Elliptorhina chopardi孵化
Elliptorhina chopardi hatchlings
昨年頂いた新しい血の個体が産んでいました.
H.K.さん有難うございます.
2023 .3.16
ヨロイモグラゴキブリ♂死亡
Male Macropanesthia rhinoceros died
なんかおかしいと思ったら
死んでました.
2~3日前は元気だったのですが.
仰天していないので寿命かもしれません.
腐りも入っていないので標本としました.
ここ2年ほど産仔がないので減る一方.
♀2匹が潜っているので期待したいところです.
2023 .3.15
ナメクジの呼吸孔とコウガイビルの卵3個目
Breathing holes of slugs and the third egg of a hammerhead worms
コウガイビルと同居しているナメクジを見ていてびっくり.
穴が開いている.
呼吸孔だとすぐに理解出来たが,こんなに深くて大きな穴が開いているとは知らなかった.
たぶん初めて見た.
閉じるとこんな感じ.
ついでに卵がないか探したら容器の底にあった.
3個目.
春とはいえこんなに産むとは思わなかった.
2023 .3.14
アカズミゴキブリの飼育
Breeding of Periplaneta kijimuna
今年1月に飼育分けをしたF2.
現在最も面倒を見ている種です.
給水容器.
水苔にうっすらとカビが発生し,水にもバイオフィルムが発生しています.
餌も他種を与えてますがカビが生え安定しません.
こちらは,F1が産んだ100を超える卵.
孵化率が非常に低いです.
改善に向けて引き続き取り組みます.
お楽しみに.
2023 .3.13
コウガイビル幼体全滅
All young hammerhead worms died
さっきまで生きていたのですが,餌の稚貝を持ってきて入れようと蓋開けたら全滅してました!??
なぜ?
しかも,5匹同時に?
いやいや,動いているのを見たのは1~2匹だからもしかしたら少し前より死に初めていたのかもしれないが.
それにしても朝は全て生きていた.
まだ形は残っているが細胞は動いていない.
他の変化としては,ミズゴケの上に今までにないくらい這跡の粘液が付いている.
昆虫類だと,複数いれば1匹くらいは瀕死でも動く個体はいるものだが,なんか一斉に時限爆弾が作動したような死に方.
卵は残っているので孵化したらもう少し気にかけて観察してみたい.
2023 .3.10
ムカデのダニ駆除
Cleaning of a centipede breeding container
終わらないダニ駆除ですが,やらねばそもそも終わらない.
オガサワラゴキブリは定期的に見つかり先日また幼虫洗い駆除を実施.
現在残っているのがムカデとアカズミゴキブリ1ケージとEucorydia forceps1ケージ.
今日はムカデを行いました.
蓋を開けると水苔上にたたずんでいました.
ムカデは1匹しかいないので楽.
まずは再利用する金網蓋を流しで熱湯(75℃)で殺虫.
乾かしている間に新しいケースを作ります.
次に,別の樹脂容器に水を張りムカデを長ピンで優しく確保して水を張った容器に入れてじゃぶじゃぶ泳がせて体についているかもしれないダニを落とします.
数秒洗った後新しい容器に移して終わり.
(洗っている写真は一人だったのでパス)
古い容器は,ラップで蓋をして冷凍庫で24時間殺虫します.
冷凍庫がなければ,熱湯を入れて殺虫し,捨てることになります.
2023 .3.9
コウガイビル幼体の摂食
Young hammerhead worm diet
さて,この仔たちにも餌をやらなくてはいけないのですが,とりあえずミミズとトビムシとシロワラジを入れてみたのですがミミズは食べていない.
さらに,もう一つコウガイビルの卵を発見.
さらにさらに,ナメクジの卵も発見.
ここは室内なので屋外よりは活動開始が少し早いと思いますが,春に皆産卵して食うや食われたりが始まるのでしょう.
親と一緒だとどこにいるのか,生きているのかもわからないので,卵と一緒に小タッパーに移動.
ニューヤリの餌で飼育していたカタツムリの産卵稚貝がいたのでケースに入れてみました.
すると腹減っていたせいか目の前で摂食開始.
結局,10匹の稚貝は5匹のコウガイビル幼体により24時間で完食.
生きもの飼育はなんでもそうですが,餌が生き物だとその確保が大変です.
2023 .3.8
ハイイロゴキブリの前胸背板
Pronotum of Nauphoeta cinerea
少し前にHenschoutedenia flexivittaの前胸背板の顔について話しましたが,本種も模様があります.
何に見えますか?
私には,顔というより古代エジプトの壁画に書かれた動物画の様に見えます.
ただ,これも個体変異があり顔に見えそうなのもあります.
ついでにこちら.
前胸背板の写真撮ってたら側で交尾したがっている雄がいました.
雄が雌を交尾に誘っています.
多くのゴキブリは腹板に識別できる誘引線の開口部があるのですが,本種は外見上はありません.
この背板の表面に雌を誘う物質の放出部があるようです.
まだまだ知らないことが沢山ありますね.
2023 .3.7
クロゴキブリ感染症
Periplaneta spp. Infection
ちょうど一年前から飼育している系統.
なんとなく増えないと思っていたのですが,やはり幼虫が死亡してました.
これは例のヤツですね.
幸い,解決方法は確認できているので卵鞘がとれたら即実行します.
皆さんも気を付けましょう.
通常,幼虫は死亡しません.
2023 .3.6
ハカラメ類枯れる
Miracle leaf withering
今年もハカラメ類は2月の寒さで葉が枯れてしまいました.
これは2月中旬頃.
現在.
小さな株は根までしおれています.
何年か前は屋外でも花をつけていたのですが,毎年寒くなっているのでしょうか.
しかし,室内では今年もコーヒーが花をつけました.
ただ,鉢が成長に追いついてなく,花数は昨年より少ないです.
さあどうしよう.
2023 .3.3
トイレにクロゴキブリ現る
Periplaneta fuliginosa appear in the toilet.
用を足そうとしたら動くものが.
トイレには食べ物などないと思うのだが写真撮って後からみたらゴミが沢山落ちてますね.
最近は不快害虫として扱われることが多いゴキブリですが,これぞ衛生害虫といわれる原点.
トイレ内を歩き回ってその足で台所に行かれたらさすがの私も止めに入ります.
というわけで,衛生害虫のクロゴキブリ(幼虫)です.
2023 .3.2
テラニシシリアゲアリ
Crematogaster teranishii
働きアリが増えたらじっくり観察しようと思っていましたが,昨年11月の羽化以降羽化せず.
現在は幼虫も見当たらなく,発育途中の虫体は食べられたようです.
そこで,飼育容器ごと実態顕微鏡下で観察しました.
「前伸腹節刺は長く針状」ここを確認したかったのですが,コンデジ拡大ではハリブトシリアゲアリの感じだったのですが,ちゃんと針状に突出しています.
どうやら,この「針状」は初期に生まれた小さな個体は針になっておらず,それを見ていたのですが,後半に羽化した大きな個体では針になっていました.
(でも,違うよと思った方はコメントください)
というわけで少しすっきりしましたが,相変わらず餌食いがパッとしない.
昆虫を食べるならと思い,コウガイビルに与えても食べなかった豚肉を入れていました.
食べてますね.
2匹も.
まあ何より.
今年はどこまで増えるか楽しみです.
2023 .3.1
サツマゴキブリ産卵
Opisthoplatia orientalis egg laying
早くも3月になりました.
隅田公園も梅が満開です.
クロゴキブリもそろそろ目につき始めるのではないでしょうか.
さてさて.
潮岬のサツマゴキブリ.
産卵しながらケースの外を見ている.
大都市東京に連れてこられ,青い海を恋しがっているのでしょうか?
が,卵鞘に腰を下ろすのは何とも・・.
強い子供が生まれることでしょう.