ゴキブログ一覧
2022 .10.31
Eucorydia forceps孵化
Eucorydia forceps hatching
この幼虫です.
難しそうな雰囲気だなと思っていましたが,うまく産卵して孵化しているようです.
2022 .10.28
ワモンゴキブリ床替え
Cleaning of the Periplaneta americana breeding container
3ヵ月放置の状態.
糞がケース内に目立つ.
水容器上の卵鞘.
餌に産み付けられた卵鞘.
それぞれ,親が生まれてすぐに水が飲めるよう.
餌が食べられるようにと産みつけたのでしょう.
幸せな卵鞘たち.
シェルターを移すと乾燥糞が溜まっています.
野外では,これらの糞はどのように消滅しているのでしょう.
掃除後撮り忘れたのでこれでおしまい.
2022 .10.27
クマネズミ達
Black rats
増えてきたので大部屋へ引っ越しと合わせて,大掃除をしました.
まだ警戒して本領発揮してませんが,いろんな個体がいます.
自由気ままです.
2022 .10.26
Panchlora sp
Panchlora sp
壁面に黒い糞が目立ち,汚くなってきたので新しいケースに交換した.
このケースは黄色が多く,ケースのレイアウトを工夫すれば結構華やかなケースになると思う.
幼虫がどれほど潜っているか見ていたらダニがいた.
一応綺麗に見えるが,ダニがいるよう注意ケースになった.
いつまでこの戦いは続くのか.
2022 .10.25
Thyrsocera spectabilis
Thyrsocera spectabilis
死にはじめました.
相変わらず卵鞘は1個も孵化しません.
この綺麗な黄色も早く標本にしないと見れなくなりそうです.
何とか1個でも孵化してほしいのですが.
2022 .10.24
Thorax porcellana翅の下
Under the wings of a Thorax porcellana
幼虫を保護している翅の下が気になっていたが,たまたま羽化不全個体が産仔していた.
この状態でも幼虫を背中に乗せているる事が出来ることに驚き.
良く観察するため,恐る恐る手に乗せ観察.
拡大.
腹部背面に張り付いていますね.
翅の間に潜り込んでいるイメージだったのですが,しっかりつかまっているようです.
幼虫の爪と褥盤が特殊なのか,それとも雌の背面の構造が特殊か.
次回はその辺も見てみたいと思います.
2022 .10.21
飼育下のアリ家族増え方
Increased number of worker ants in breeding environment
昨日.
今日.
2匹がそろって羽化.
女王1匹スタートしたのが7/5
3ヵ月半で働きアリ8匹.
約半月で1匹羽化する計算.
意外と増えない.
野外だともっと早いのだろう.
2022 .10.20
ヒメチャバネゴキブリ床替え
Cleaning of Blattera lateraris
小さなゴキブリですが,増えると汚れの速度が速くなります.
餌もなく死骸と糞が堆積しています.
清掃後.
これでも多いと思いますが,少ないより良いかと.
2022 .10.19
ワモンゴキブリ単為生殖F14孵化
Periplaneta americana parthenogenetic F14 hatchig
容器で保管していた卵鞘が孵化しました.
第一号です.
この幼虫たちは,両性生殖の幼虫より非常に弱い為,溺れない処置をした水容器に入れます.
孵化できたのは5匹のようです.
卵鞘の表面はカビが生えてますが,乾燥させると孵化がさらに悪くなるので今のところ容器保管でやっています.
中もこんな感じでカビが侵入しています.
よく孵化したと思います.
2022 .10.18
実りの秋
The harvest season
父島から拾ってきた種から育てたコーヒーです.
春に花をつけやっと実が赤くなり始めました.
実の数は20個もないのでコーヒーは作れませんが,うれしいですね.
今回渡島した際,この木の親を見たらびっくり.
地植えは実る量が圧倒的に違います.
それともう一つ.
実験で購入した後,アゲハチョウの呼び木となっていた文旦ですが実が大きくなってきました.
こんな鉢植えで実が育つとは思いませんでした.
熟したら味わってみたいです.
2022 .10.17
父島最終日
Last day on Chichijima
昨日,離島.
時間に少し余裕があったので,青い海を満喫してきました.
コペペ海岸.
小港海岸.
ハイビスカス.
アカガシラカラスバト.
コウガイビルの一種.
ジムカデの一種.
ニューギニアヤリガタリクウズムシ.
おがさわら丸と並走するカツオドリ.
船内ではぐっすり寝る事が出来ました.
2022 .10.14
父島2日目
Chichijima Island, Day 2
今日は日中作業の合間に見つけました.
昨日見れなかったオガサワラゴキブリ発見.
幼虫合わせて沢山いる.
生きているっポイ卵鞘.
この長さからコワモンか?と思ったら近くに死骸が.
前胸背板.
上翅.
そして幼虫.
ヒメチャバネゴキブリも目撃したのですが素早すぎて写真撮れませんでした.
2日間で6種.
後はオガサワラウスヒラタゴキブリとチャオビゴキブリが捕れるとフルコンプ.
しかし,明日は離島なのでこれで終了.
お疲れさまでした.
2022 .10.13
父島到着1日目
Arrival on Chichijima Island, Day 1
昨晩は大分揺れましたが,小笠原の天気は上々.
まずは宿舎に設置したトラップの確認.
たくさん仕掛けてあったのですがゴキブリだけ紹介.
台所.
ミナミヒラタゴキブリの幼虫.
物置.
ワモンゴキブリの初齢だと思います.
今回の父島は夜間調査が多いので早くもゴキブリ多数見かけました.
フタテンコバネゴキブリ雌成虫.
ミナミヒラタゴキブリ幼虫.
素早くて撮れない.
コワモンゴキブリ雌成虫(卵鞘付き).
ワモンゴキブリ雌成虫.
ついでに爬虫類両生類も.
活動中のオガサワラヤモリ.
寝ているグリーンアノール.
ライトで起きた?
入浴中のオオヒキガエル.
まだまだここは夏まっさかり.
2022 .10.12
父島へ出発
Depart for Chichijima
今日から一航海父島に出張です.
通常出発日はネタないので普通の内容か翌日の小笠原ネタになるのですが,今日はG見つけました.
船内でのことではないです.
ご安心ください.
こちら.
竹芝桟橋に向かう途中.
雌成虫です.
前から思っていましたが,この時期(晩夏)はクロゴキブリの潰れた個体を多く見る気がします.
船上よりお台場方面の景色.
どこかにヒアリがひそんでいるかもしれません.
2022 .10.11
長野の双翅目
Diptera in Nagano Prefecture
週末私用で帰省していました.
東京も寒かったのですが長野も一段と寒く,生き物など全く期待していなかったのですが,私的に興味ある昆虫に出会えました.
寒かったせいか,つかんでも逃げることなくお持ち帰り.
帰社してから標本作成と同定しました.
1匹目.
コガネオオハリバエ.
腹部の長い棘が腐食性のハエとの違い感じます.
2匹目.
ヘリヒラタアブ.
こちらは腹板の青さに惹かれ捕まえてしまいました.
昆虫図鑑で見ると青い箇所が黄色くなり,普通のアブ様ですが実物(乾燥したら黄色くなるのか?)は眼を見張るほどの水色で感動しました.
この2種,展翅して驚いたのですが翅が2枚の楽な事.
4枚あったら重なり方やバランスなどひと手間要するのですが,今回固まっていないこともあったのだと思いますが目からうろこでした.
2022 .10.8
アカボシゴマダラ他
Hestina assimilis and others
都内で害虫調査していたのですが寒すぎ.
こんな日にと思っていたのですが,意外な昆虫を発見.
飛んでいる姿は数回見ていたのですが,手に取るのは初めて.
さすがに寒いためか飛べないようです.
特定外来生物なのでしっかりと〆て,三角紙の代わりにコピー用紙に入れて持ち帰り.
しかし,蝶は足洗っていたのと通常ゴキブリなど展翅が必要ない昆虫ばかり相手にしていたので展翅板がない.
仕方なく,昔買ったスタイロ?を組み合わせ標本にしました.
もう1つ,寒くても元気なアメリカザリガニ.
アカボシ発見場所と近い場所で発見.
都内もいたるところに生息しています.
今後外来生物法改正施行後どのような対応がされるか興味があるところです.
2022 .10.7
アリの現在と好みのゴキブリ
Today’s ants and preferred cockroaches
働きアリが1頭羽化しました.
これで4匹.
本当は通算6匹いるはずですが,管理不手際でこの状態.
まだ寂しい数です.
食べてくれる餌も少しずつ増えてきました.
まずは,昆虫ゼリー.
そして菓子パンのチョコレート.
ニンジンもたまに齧ってます.
そしてゴキブリ.
チャバネゴキブリ若齢.
トルキスタンゴキブリ若齢.
ヨウランゴキブリ若齢.
ウルシゴキブリ若齢.
クロゴキブリ若齢.
与えましたが,すぐに食いはじめるのはクロゴキを代表とするPeriplanetaの若齢幼虫でした.
ネットではトルキスタンなどと書かれているのですが,この写真に写っているように与えて1日たっても無視されています.
一方,クロゴキは食べた後巣の近くにあるのが嫌なのか別のようにに移動させます.
しかし,移動させた後も気になるのかごそごそ齧っているようです.
というわけで,しばらくはクロゴキの幼虫を与えようと思います.
2022 .10.5
ハイイロゴキブリの床替え
Cleaning of the Nauphoeta cinerea breeding container
繁殖力が旺盛で,他のケージより短時間で水なし餌無しの状態になるのですが丈夫です.
害虫種はこの強さが素晴らしい.
なので,害虫種と野外種のケージはグループごとに分けて置くようにしています.
水が切れていたので,気が付いた虫体はすぐに水を飲みに来てました.
2022 .10.4
今年初のニホンヤモリ
First Japanese gecko of the year
ネズミ飼育施設の窓ヤモリは夏の夜の恒例になっていたのですが,今年は10月に入っても見かけませんでした.
しかし,やっと今日ご対面.
ただ,しっぽが切れ痩せている感じがする.
というわけで,恒例の捕まえて身体確認.
そっと窓を開け外に出るも,あまり移動せず捕捉.
ニホンヤモリのいいところですね.
ホオグロヤモリなら,一目散に消えているでしょう.
もっこりが小さいので雌のようです.
それにしても,尾の切断はどういった事情で起こったのでしょうか?
この建物には,捕食するような夜行性の動物はいないはずなのですが.
ネズミ?
咬まれても可愛いニホンヤモリでした.
来年また会いましょう.
2022 .10.3
ワモンゴキブリ掃除
Cleaning American cockroach breeding cases
3ヵ月ケージ内の掃除をしなかったワモンゴキブリの様子.
水容器のガーゼは引っ張られ消滅間近.
糞も大量に堆積しているのですが,寿命が長いことと脱皮殻を食べてくれるので堆積するのは糞と孵化済みの卵鞘の残骸.
ゴミを出すと,Periplanetaの場合,ケースの底面に産み付けられた卵鞘が付着していることが多いです.
孵化済の卵鞘もあれば孵化待ちもあると思われますが,そこまで分別する余裕がないのでこのまま洗浄に回します.
その場合は,洗剤と水を入れて泡立て,一晩放置してからゴミを浮かせ洗浄します.
ゴキブリのケージ交換の注意点は,卵鞘の生きたままの廃棄と若齢幼虫の見逃しによるゴミぽいです.
最近様々な外来種問題が話題として取り上げられています.
国内分布種といえど,野外に放たれないように十分注意して管理してください.