ゴキブログ一覧
2022 .7.29
ウルシゴキブリ水切れ
Water was running out
大事なウルシゴキブリなのに.
水容器に刺さっているガーゼが無くなっていました.
容器内にはまだ残っていたので侵入して出ること出来ずに死亡している個体も発生.
しかも餌もない.
ごめんなさい.
夏は食欲が上がり活動も活発になるので,大型の大量に増える種の管理は気を付けましょう.
2022 .7.28
Elliptorhina laevigata白
White Elliptorhina laevigata
翅が無い為に色づく速さが一緒なので真っ白.
目だけ黒.
別に個体ですが,色が付くとこうなります.
本種は体幅の割に胴部が異様に長くなります.
2022 .7.27
Polyphaga saussurei 夏なのに
Why in the summer?
冬にケースの室内側に集まる光景はよく見て理由も理解していたつもりだが,冬より高く重なり合っている.
現在はケース内の温度と室内の温度は変わらないはず.
なんか,マットを避けて水容器の上に避難しているようにも見える.
マットをよく見ると
いつもは湿った水場に集まるのだが,今はいない.
マットの乾燥した部分に大発生.
集まっている1匹を見たが特にダニは付着していない.
とりあえず,マットは全部捨てて別のマットに避難させた.
ダニとの戦いは続く‥‥.
2022 .7.26
キチャバネゴキブリ幼虫
Symploce japonica Nymphs
成虫はまだ生きています.
念願の幼虫孵化.
まあ,W成虫から卵鞘なので,これで孵化しないとなると累代などは夢のまた夢.
問題はこの幼虫の羽化とその産卵とさらに言えば孵化.
来年の今頃の話になると思うが,とりあえず沢山の幼虫が得られるよう工夫したいと思います.
2022 .7.25
Blaberus craniifer出産
Birth of Blaberus craniifer nymphs
終齢幼虫が全て黒化して死亡した本種です.
成虫は全然死亡しません.
元気です.
しかし,問題は幼虫.
生まれても端から黒死するかと思っていましたが,
生きていました.
良かった.
後は成虫すればよいのだが,これまたしばらく観察が必要ですね.
2022 .7.22
今度はネバダオオシロアリ絶滅か?
Now the End of the Zootermopsis nevadensis
今度は本種が活動を停止したみたい.
表面からは生きた個体が確認できない.
この群れも先日のイエシロとほぼ同時期に飼育を始めている.
10年と年月はシロアリ類にとっても厄年のようなものか.
というわけで数年ぶりにケージ内を解体しました.
いましたね.
イエシロと同じかなり縮小していますが,小さな群れでまだ生き残っていました.
元に戻してしばらく様子を見たいと思います.
2022 .7.21
Tryrsocera spectabilis 孵化しない
Tryrsocera spectabilis Not hatching
自慢したくなるほどきれいなゴキブリですが,卵鞘が孵化していない.
木に埋め込み良さそうな産卵だが,凹んできてしまっている.
乾燥のためだろうか.
しかし,こちらも水分たっぷりだがなんか変.
本種に関してはそれほど不安なかったが,なんか考えた方が良さそうな雰囲気.
‥‥‥‥‥.
2022 .7.20
ヒメクロゴキブリ大繁殖
Sorineuchora nigra breed
嬉しいですね.
飼育はじめたころはこんな状態になるとは想像できませんでした.
やはり,ゴキブリの本領発揮?
なんて書くとヒメクロも害虫だとなりそうですが.
飼育している生物が増えてうれしくない人は少ないと思います.
2022 .7.19
クロゴキブリ落下?
Periplaneta fuliginosa falling?
会議室でWeb会議していたら横でカサ,と音がしたので見るとクロゴキ.
雌ですね.
どおりで音が大きかった.
会議が終わる寸前だったので,終わり次第捕獲.
少し赤みが強い個体です.
お顔.
さすがに室内には逃がせないので屋上に行ってもらいました.
撮影疲れと,掴みすぎて少しぐったりしていますが,数分後にはいなくなっていました.
ご安心ください.
2022 .7.15
リュウキュウモリゴキブリの交尾器
Episymploce sundaica genitalia
同定のため引っ張り出しました.
肛上板.
肛下板.
一応,朝比奈(1991)の本種の形態通りであったので,リュウキュウモリゴキブリには間違いないのだが,尾突起がどれだかわからない.
なんと棘が4個,棒状のものが一つ.
どれかがそうなんだが,朝比奈(1991)と比較しながら,標本を裏表から眺めたり,プレパラート作ったり.
眺めること合計数十分.
まあこんなところだろうとなった.
違うよ!とのご意見ありましたらこっそり教えてください.
それにしても本属の♂生殖器がこんなに複雑だとは知らなかった.
大変勉強になりました.
2022 .7.14
なないろ日和 害虫編
Appeared in “Nanairo Biyori゛Mite Pest
先月に続き本日出演しました.
一応タレントです.
こちらはロケでお世話になった那須さん.
当日は,毎回ですがメイクもしていただき非日常の世界に入っていきます.
スタジオにて.
ドロンズ石本さん.
薬丸裕英さん.
香坂みゆきさん.
佐野 岳さん.
楽しい害虫話有難うございました.
スタッフの皆さん.
いつもありがとうございました.
2022 .7.13
お台場にて
In Odaiba, Tokyo.
仕事で行ってきたのですが,初めてアカボシゴマダラを見ました.
知り合い曰く,普通に見られる.
幼虫もエノキでよく見る.
なのだが,幼虫はおろか成虫?成虫はおろか幼虫?まあどっちでも良いが見たことがない.
田舎ではエノキと言えばオオムラサキで,子供の頃は越冬幼虫を捕まえてきて飼育したのであの変わった形の幼虫は今でも憧れ.
もう少し近くで鮮明な写真を撮ろうと思いましたがここまで.
その他にもカナヘビ沢山.
樹液が出ている木がありハナムグリ,
夏の昆虫採集を思い出しました.
良い一日でした.
2022 .7.12
スズキゴキブリお疲れ様
Periplaneta suzuki, thank you very much.
2022年9月より飼育を開始した系統です.
♀は死に絶え,♂が残るだけとなってしまいました.
累代の可能性としては,♀が産んだ卵鞘が孵化することです.
これから約40日が期限でしょう.
2022 .7.11
ウルシゴキブリ産卵
Periplaneta japanna egg laying
八丈島で採集したウルシゴキブリ.
幼虫が2匹しか採れませんでしたが見事ペア完成.
自分でも驚くほどのゴキブリ運.
とはいえ,産卵してくれなければ意味もないので大事大事にしてましたが,ちゃんと産卵しました.
完璧な産み方ですね.
まあこうゆうのもありますが.
2022 .7.8
タマヤスデ
Pill millipede
床替えしました.
床替えのたびに数が減少傾向です.
2020年11月102匹.
2021年2月134匹.
2021年5月70匹.
2022年1月35匹.
そして今回37匹.
どうも腐葉土が明るいチョコレート色に腐朽すると良くないようです.
この色.
分かりますでしょうか.
それと,床替えは3か月サイクルくらいが良さそうですね.
グルーミングしていたタマヤスデ.
可愛い.
2022 .7.7
マデイラタワー2
Madeira tower 2
伸びてきたかと思ったが,
3か月前と変化なし.
無くなりもせず現状維持.
全く不思議な現象だ.
2022 .7.6
Deropeltis paulinoiの卵鞘殺菌
Sterilization of Deropeltis paulinoi oothecae
Periplaneta属と同じような幼虫死が出た本種のメインケースから,幼虫を少数隔離したケース.
予想通りほとんど死に絶えたが,♀が1個体残ったので雄を元ケースから追加して飼育していたが,良さそうな卵鞘を産んでした.
で,死亡原因がよくわからないがとりあえず,目に見えない脅威を排除するため卵鞘をハイター(次亜塩素酸ナトリウム)で殺菌し,孵化させることにした.
殺菌剤を用法用量で希釈し,数秒しゃぶしゃぶとくぐらせる.
これを2回.
素早く水を除去.
いい感じの卵鞘です.
その後,デスクの側のキャビネットに保管.
40日たっても孵化しなければ×.
2022 .7.5
例のダニの検出方法
How to detect the usual mites
このダニが出る確率が高いのがオガサワラゴキブリの飼育ケースである.
一つを駆除してホッとすると,今までOKだった別のケースから発生する.
ということは,目視での検出は漏れが出ているということ.
小さなダニなので当たり前だがやっとその事に気が付いた.
では,どうするかだが.
とりあえず,発生していないと判定してあるケースのエサ皿内の粉塵をサンプルして実態で覗いてみた.
西表ケースの粉塵.
意外にも何もいない.
ケナガすらいない.
宮古ケース.
ツメダニの脱皮殻とケナガが少々.
そう,先日のツメダニはゴキブリのエサ皿から採集した物.
ほとんどのエサ皿に発生している.
ツメダニ単体やケナガコナダニ単体だけ飼育するのは大変だが,ゴキブリの餌場で勝手に増えているのでたまに使うには大変便利.
鹿児島ケース.
いた.
中央の白透明の小さいやつ.
硫黄ケース.
ケナガが少し.
この調子で全て確認したところ,いないと思っていた3つのケースで発見.
手間だがしばらくこの方法で管理するしかなさそうです.
2022 .7.4
雑事23
Little things 23
調子が優れないトビイロゴキブリの1齢幼虫.
体表がゴツゴツしており動きが緩慢.
たまにいます.
机に現れた小さな生き物.
拡大.
チャタテムシでした.
コンデジ撮影なのでこれが最大.
住家に潜り込んでいればよい物を,こんな目立つところに出てくるとはよほどの事情があったのでしょうか.
レモンについたアゲハ幼虫.
大分成長しました.
多分ナミアゲハでしょう.
無事に成虫になれると良いのですが.
2022 .7.1
赤穂産キスジゴキブリ
Symploce striata striata from Ako
今年は何としてもキスジのF1を取りたい,
ということで,沢山の方に協力いただいています.
今回は赤穂のN村さんより頂きました.
卵鞘を持った♀大集合です.
何としても孵化させたいですね.