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2022 .3.31
コーヒーノキ開花
Coffea arabicae ‘Typica’ flowering
父島で採集したコーヒーの種から育てた木が開花しました.
2019年に発芽した木なのでちょうど3年になります.
そこで,情報収集したら何気に使っていた「コーヒーの木」が実は「コーヒーノキ」が和名で, コーヒーノキ属Coffeaの1種だったんですね.
「コーヒー」は商品名で木は全く別の学名だと思っていました.
そこで父島の種を調べるとCoffea arabicae ‘Typica’(アラビカ種のティピカという品種)ではないかとなりました.
「コーヒー」が学名,全く知りませんでした.
コーヒーを育てなければ多分一生知らなかったでしょう.
喫茶店で目にするブルーマウンテンやモカもアラビカ種の一品種だそうですが,ブルーマウンテンは「ブルーマウンテン山脈」の標高800~1,200mの特定エリアで生産された物しかその名前を付けることができないそうです.
そのため輸入量が少なく国内での「ブルーマウンテン」販売量は,正規輸入量の3倍(Wikipedia)という,どこかのアサリ状態になっているそうです.
で,花が咲けば受粉の手伝いをしなくても実がなるようです.
熟した実は生で食べられるそうなのでもし実ればまたお伝えします.
ただ,果実が成熟するまで9か月を要するそうなので12月頃でしょうか.
お楽しみに.