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2022 .1.14
Symploce pallens 卵鞘
Ootheca of Symploce pallens
2009年から飼育しているが維持管理に一度もつまずいた事がないため,あまり観察しない地味~な種.
幼虫を飼育ケースから採集しやすいので,餌昆虫として重宝している.
(過去の写真)
現在は,ムカデベビー,ヤエヤマサソリの餌となっている.
今日もそんなことでいじっていたら白い卵鞘が目に留まった.
2011年にも登場し,白い卵鞘が・・・.
と書いてあるが,その時以降いろんな種類の卵鞘を見てきて今回「白すぎ?」と改めて変?なことに気が付いた.
単為生殖系のワモンゴキブリはこの産卵段階でこの白さは絶対孵化しない.
他の種でも,白い卵鞘や色が薄いのは希望薄.
この個体だけかと思ったが他にも同様の個体がいる.
ただこの卵鞘は幾分茶色がかっているし,卵鞘が縦なので産み始め.
さっきの真っ白は横向いているのでこの卵鞘より時間は経過している.
いろいろ見ていると産下された卵鞘も白っぽいのがある.
このゴキブリはあまりネタが無いかと思ったが,次回は白い卵鞘の謎に迫りたいと思います.