ゴキブログ一覧
2022 .1.31
ヨウランゴキブリの特徴(習性)
Habits of Shelfordina orchidae
床替えをしました.
記録を見ると5か月間していなかったようでかなり汚い.
水容器の交換は,上のミズゴケ内に多数の卵鞘と孵化幼虫がいるので,ゴミとして捨てるには卵鞘と幼虫を全ての撤去する.
卵鞘が小さくすべて拾うにはそれなりの時間がかかる.
そうするとこのように人懐っこく登ってくる.
小さいので動くスピードは,クロゴキサイズのゴキブリと違い目で追えるので見逃すことはない.
5か月分のゴミ.
終わり.
2022 .1.28
アオダイショウの鱗
Elaphe climacophora scale
先日脱皮を終えました.
最近脱皮間の餌食いはマウス1~3匹です.
夏より食は細るようです.
最近は触れ合っていないので久しぶりに手にしたのですが,鱗がきれいなのに気が付きました.
いかがでしょう.
2022 .1.27
雑事22
Little things 22
先日のキスジゴキブリとセットで頂いた三重県産クロゴキブリ♀成虫.
予定通り産卵しました.
一般的には幼虫で越冬するのですが,場所によっては成虫がまだ産卵しているのでしょう.
3月初旬頃には孵化すると思います.
アカボシルリゴキブリ
珍しく動きませんでした.
ネバダオオシロアリ
久しぶりの羽蟻出現.
飼育はじめて今月でちょうど10年になりました.
最近は兵蟻も見ることはなく,職蟻が以前に比べ見なくなったなー.
の状態でした.
2022 .1.26
Polyphaga saussureiダニ残り
The mite parasite survived on the Polyphaga saussurei.
冬の風物詩.
ケース室内側に集まるゴキブリたち.
なんて暢気に写真を撮影していたのですが,
ダニがいた.
しかもどう見ても例のヤツ.
近くの大きな個体は成虫の死骸.
その裏.
この成虫は,肉眼でダニがいないと思った個体を,何気なく卵鞘孵化個体群にいれてしまった物.
結局この個体群はダニ排除群ではなくなった可能性大.
とりあえず幼虫だけ分け,効果?だが,藁をもすがる思いでダニ駆除マットに入れ替えた.
ただ,肉眼ではダニの付着はない.
数個体サンプリングして見ると・・・.
まず卵鞘.
メタクチャついている.
まあ,この辺は想定内だが,ダニの卵が沢山付着している卵鞘と,全く付いていないのがハッキリわかれる.
全くなし.
ダニも卵鞘に潜りやすい物と潜り難そうな物を区別しているのかもしれません.
次は成虫.
ざっと見では見つからないが,冷蔵庫で動かなくして再度見ると1匹発見.
想定内・・・.
中齢幼虫.
いた.
幼虫もう1匹.
いた・・・.
1個体あたり数匹もついていないと思うのですが寄生されてました.
先日孵化した幼虫は完全隔離ですね.
やはり,駆除するなら徹底的にやらないとだめということです.
2022 .1.25
クマネズミの冒険
Adventure of the Black rats
この2匹の物語.
左♂,右♀.
♀「あなた,誰かいるわよ」
♂「うむ・・,よし俺が行って見て来よう」
「嗅ぎなれない匂いだが,危害はなさそうだ」
♀「本当?すぐ戻ってきたようだけど」
「じゃあ私が行く」
「(* ̄- ̄)ふ~ん安全そうね」
てなところでしょうか.
2022 .1.24
キスジゴキブリ
Symploce striata striata
昨日,お土産でS野さんから数種類のゴキブリを頂いた中の1種.
終齢に近い個体3匹.
現在横須賀の個体を1頭だけ飼育しているが,これははるか離れた西の個体群.
3匹いれば雌雄そろうと安心して確認していなかったが,この飼育環境にも慣れたころなので雌雄を確認しました.
1匹目,♀.
2匹目,♀.
3匹目,♀すう^?.
最後のがよくわからない.
今更じたばた顕微鏡で確認しても性転換しないので,成虫まで飼育を楽しみます.
2022 .1.21
Decoralampra fulgencioi成虫
Decoralampra fulgencioi
ダニ沸いておりました.
「これが最後」と思った少し後に見つかる.
ホントしつこい.
出産がはじまる前に床を全交換しました.
がすでに成虫になっている個体もあり,もう少し放置したらしばらく駆除できなくなるところでした.
♂成虫.
♀成虫.
無事ペアは確定.
幼虫で入手した後これが一番気になるところ.
後は,雌雄の羽化がずれること.
本種はそれほど差がないのかもしれません.
幼虫群.
基本的に湿った場所に潜り込んでいます.
ケースの外を見ると,1個体だけ死亡幼虫が.
タッパー外に落ちて登れなかったのか.
こうゆうの必ず出てしまいますね.
動きも見た感じより素早い.
で,本種平気で腕に登ってきます.
まだ貴重な個体たちですから,ソーと服脱ぎ無事回収できました.
現在こんな感じです.
ご参考までに.
2022 .1.20
卵鞘孵化
Hatching of oothecae
保管している卵鞘が孵化はじまりました.
Polyphaga saussurei
本種は1齢幼虫が大きいのでカップ下から容易に確認できます.
やはり孵化まで2か月近くかかるようです.
Eupolyphaga sinensis
本種は小型のため,たくさん孵化するとカップ下からも分かり易いですが,少ないと週一で確認マットほじくり確認しています.
2022 .1.19
ダニ駆除済飼育箱
Breeding box after mite extermination
Polyphaga saussurei
Therea regularis
Eupolyphaga sinensis
Polyphaga aegyptica
Therea olegrandjeani
安心してイモ洗い状態で飼育できるのは健康に良いですね.
また,この状態だと卵鞘も勝手に孵化してくれます.
2022 .1.18
Thorax porcellana2度目の産仔
Second laying nymphs of Thorax porcellana
最初に産んだ個体の2回目の産仔です.
この段階って,普通の1齢幼虫ではないように見えます.
卵皮を脱ぐ前の状態?
この筒状の体形は違和感ありますね.
次回は1匹さらってみたいと思います.
2022 .1.17
1月のハエトリ
Jumping spider in January
仕事机の横でご対面.
いつものアダンソンです.
この寒さでも元気で過ごしているようです.
何喰っているのやら.
で,少し近寄って撮影したらにらまれた.
その後餌くれないなら帰るとばかりに去って行かれました.
良かったよかった.
2022 .1.14
Symploce pallens 卵鞘
Ootheca of Symploce pallens
2009年から飼育しているが維持管理に一度もつまずいた事がないため,あまり観察しない地味~な種.
幼虫を飼育ケースから採集しやすいので,餌昆虫として重宝している.
(過去の写真)
現在は,ムカデベビー,ヤエヤマサソリの餌となっている.
今日もそんなことでいじっていたら白い卵鞘が目に留まった.
2011年にも登場し,白い卵鞘が・・・.
と書いてあるが,その時以降いろんな種類の卵鞘を見てきて今回「白すぎ?」と改めて変?なことに気が付いた.
単為生殖系のワモンゴキブリはこの産卵段階でこの白さは絶対孵化しない.
他の種でも,白い卵鞘や色が薄いのは希望薄.
この個体だけかと思ったが他にも同様の個体がいる.
ただこの卵鞘は幾分茶色がかっているし,卵鞘が縦なので産み始め.
さっきの真っ白は横向いているのでこの卵鞘より時間は経過している.
いろいろ見ていると産下された卵鞘も白っぽいのがある.
このゴキブリはあまりネタが無いかと思ったが,次回は白い卵鞘の謎に迫りたいと思います.
2022 .1.13
トビイロゴキブリの治療
Periplaneta brunnea tretment
いろいろやってますがどれも効果なし.
たまたま思い出したのが塩.
金魚などは昔,白点病やなんか症状が出ると塩を入れていたのを思い出し岩塩水を入れてみました.
左が塩水あり.
結果.
変化なし.
効果自体がどれくらいの期間で出るかわからないので,もしかしたら次の孵化幼虫から死亡しなくなる可能もあるが,そこまで待てない.
次考えます.
2022 .1.13
Gromphadorhina oblongonota産んだ
Produce nymphs
産まれました.
なんかあっさり.
先週縮小した時点で卵は育って生まれる寸前だったのでしょう.
あのまま特大プラケで飼育していても同じ結果だと思いますが,まあ,密密化は期待した通りの結果が出たので良しとしてこのまましばらく飼育します.
何事も先手先手を打つことが重要です.
2022 .1.11
Thorax porcellana幼虫
Nymph of the Thorax porcellana
水を撒くと水滴を飲みに来る♀.
あまり移動しないのだろうか.
成虫は湿った場所より乾燥した場所にいる.
幼虫.
すでに独り立ちしています.
マダラゴキブリ類によく似ています.
危うい感じです.
こちらは湿った場所にいるかな.
2022 .1.7
餌
Feeds
今日の材料はニンジン・リンゴ・エリンギぶつ切り.
鍋に入れるわけではなく,ゴキブリに与えます.
正月だからというわけでもなく,定期的に与えているメニューです.
真の害虫類ではなく,マットなどを使う種に与えます.
オガサワラゴキブリ.
増えるのですが,たまに放置しすぎて危機的状態になるのでそれ防止.
ツチゴキブリ.
これも,一時期ヤバそうだったので入れてます.
スズキゴキブリ.
これは是非次も繁殖させたいので特別扱いです.
Corydidarum magnifica
維持できているのですが,めちゃめちゃ増えないので与えています.
効果があるかはよくわかりません.
気持ちですね.
2022 .1.6
リュウキュウクチキゴキブリ状況
Salganea taiwanensis ryukyuanus breeding conditions
昨年8月に床替えして,♂幼虫2,♀幼虫1まで減った本種.
たまに水だけ撒いていたのだが,マットが乾燥と劣化でカピカピになってしまった.
こうなると,水撒いてもマットには均一に浸み込まず,ケース底に溜まるだけ.
そして底部だけ超加水になり腐って以前失敗したことある.
中では新鮮な切り粉を出して生きている.
現状で3匹,というか,1ペアしかいないので大事をとって交換した.
3匹とも生きており成虫になっていました.
やはり,つがいを作るようで1ペアは1本の木内におり,♂1は別の木に潜っていました.
1♂は孤独に生きることになると思いますが,とりあえず3匹新調したセットに戻しました.
順調にいけば春には幼虫が出るでしょう.
しかし,その後また放置するとこの状態になると思うので,増えた時期に雌雄小さなケースでもよいので小分けにするか,特大プラケに移した方がよいのでしょう.
窓からの景色.
屋上.
スカイツリーが根元しか見えません.
久しぶりの大雪.
寒いですが,なぜかワクワクします.
2022 .1.5
Gromphadorhina oblongonota縮小
Reduction in the scale of Gromphadorhina oblongonota breeding
全然産まない.
♀成虫も沢山いるのだが.
脱皮不全なのかおかしな個体も発生している.
虫体が大きいので特大プラケで飼育しているが,幼虫が出ないのでスカスカになってる.
これはAeluropoda insignis だがこのくらい密密でバンバン産んでいる.
Elliptorhina chopardiの様に減ってからでは遅いので,多産を祈願して密密になる大プラケにスケールダウン.
これでだめなら中プラケだが,そこまで減らないことを期待しよう.
2022 .1.4
ミナミヒラタゴキブリとウスヒラタゴキブリ
Balta vilis and Megamareta pallidiola
よく似ていると思われる両種.
1匹だけ見ると似ているのだが,両種飼育していると雰囲気で違いが分かる.
皆さんはどうでしょう.
飼育していなくても分かる人もいるかもしれませんが,雰囲気の違いをご紹介.
ウスヒラタゴキブリ.
ミナミヒラタゴキブリ.
ミナミヒラタゴキブリは単色均一で「ツルン」とした感じ.
ウスヒラタゴキブリは茶色の皴が多く入り「ザラ」とした感じ.
上がウス.
下がミナミ.
いかがでしょうか.
2022 .1.1
謹賀新年
Happy New Year 2022
本年もよろしくお願いいたします.