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2021 .6.14
ヒバカリ幼蛇
Hatchling Amphiesma vibakari
神奈川に住む社員が玄関にいたヘビを捕ってきてくれた.
このサイズは明らかに今年生まれた子供のようだ.
本には5~6月に交尾をし,産卵後1か月で孵化とあるので,今年最速の仔だろう.
温暖化の影響もあるのかな.
このヘビ,日本の在来種なのだが,国立環境研究所の侵入生物データベースに記録があるのをご存じだろうか?
私も最初「えっ」と思ったが,伊豆諸島(三宅島,御蔵島)では移入分布種として排除対象となっている.
さて,この仔をどうするか.
ヒバカリの成蛇は以前に飼育したことある.
その時は,ドバミミズを捕ってきてストックして与えたが,これが予想外に大変であった.
1匹のヒバカリの飼育に,ミミズの飼育ケース2つ程度を維持しなければならず,また,ドバミミズって飼育難しい?
なかなか維持できず,何を飼育しているのかわからなくなり断念した.
郊外でミミズやオタマジャクシが捕れる場所なら飼育できそうだが,街中では大変だろう.
というわけで,写真だけ撮って元居たところに返してもらうことにした.