ゴキブログ一覧
2016 .11.30
マダラサソリの給水
Scorpion’s water supply
マダラサソリの給水は,容器を置かず,霧吹きで行っている.
しかし,水をかけても飲んでいるか良く分からなかった.
が,今日は散水すると初齢サイズの個体が無数に湧いてきた.
出てきて静止するので,水を飲んでいるのだろう.
良かった良かった.
この後,ヤエヤマと同じゴキブリを同じ手法で給餌した.
2016 .11.29
ヤエヤマサソリの餌やり
Scorpion feeding
以前,ヤエヤマサソリの餌はSymploce pallensの初齢はゴマ粒より小さく,小型サソリの初齢の餌に最適.と紹介したが,実際の与え方をご紹介.
こんなに小さい個体が大発生.
しかし,いつもイエコ初齢は準備が大変である.
そこで,Symploce pallensの幼虫.
固形飼料に群がるので,これを長ピンセットでつかみ,ケースの角でトントンと叩くと幼虫だけが落下する.
こんな感じに落ちる.
ただし,このゴキブリはケースを登るので,炭カルなどを縫っておかないと脱走する.
それさえしておけば使いやすいですよ.
2016 .11.28
Gromphadorhina oblongonotaのダニ検査
Gromphadorhina oblongonota tick test
10/19にダニ検査を実施後2度目の検査.
今日のところは,発見できなかった.
先日,本種を飼育している人と話をしたが,やはりこのダニには困っているとの事だった.
さて,うまくいくだろうか.
2016 .11.25
解毒
Detoxification
納豆.
私の夜食である.
本日,夜遅く,現場で捕獲されたドブネズミをもらった.
しかし,この現場は殺鼠剤を使用しており,過去に同じ現場で捕獲された2匹のドブネズミは,2~3日の内に死亡している.
これもダメだろうと思ったが,クマリン系殺鼠剤の解毒には,ビタミンKを投与する.
毎度同じ事をしていても進歩がない.
どうせ死ぬのなら,夜食の納豆と,たまたま冷蔵庫にあったサラダ油をダメもとで与えることとした.
だが,はたして納豆やサラダ油のようなべたつく物を食べるだろうか?
2016 .11.24
Hemiblabera tenebricosa脱皮
Molt of a Hemiblabera tenebricosa
綺麗です.
2016 .11.22
ルリゴキブリ飼育
Breeding of the Eucorydia sp.
今のところ,マダラゴキブリよりも容易である.
卵鞘はマットにも産むが,このように湿った場所にも好んで産むようだ.
2016 .11.21
やはりマダラゴキブリは苦手
I am not good at breeding the Rhabdoblatta guttigera
F1だが,未収納の卵鞘が散乱している.
ここにも.
以前は,F3くらいまでは累代出来ていた気がするが,ここの所全くうまくいっていない.
傾向として,増えてくるとダメになる傾向が見られる.
かといって,死んできて個体数が減っても立ち直りはしない.
2016 .11.18
プチ小笠原
Petit scene of Ogasawara
ガジュマル.
数年前は100均の大きさ.
外で越冬させ始めてからたくましくなった.
2016 .11.17
ワモンゴキブリのホワイトアイ
White-eyed Mutant in Periplaneta americana
状態が悪い.
幼虫が全然でない.
ここの所,毎回繋げているのは卵鞘1個分.
今回は,まだ幼虫が出ない.
社内でも同種を飼育している者がいるが,めちゃ増えているとの事.
なぜだろう.
そのうちクロゴキの白眼と交換してもらおう.
2016 .11.16
樹皮の再利用
Reuse of bark
オオゴキブリなどの床換後に発生する樹皮.
熱湯で殺虫し,軽く水洗いを行い,乾燥.
野外性のゴキブリのシェルターに使える.
2016 .11.15
ホラアナゴキブリとハエトリ
Nocticola uenoi uenoi and Jumping spider
室内の害虫に対しては可愛い殺し屋だが,ホラアナゴキブリのケージに侵入したら,恐ろしい殺し屋になる ところだった.
加水しようと思い,蓋を開けたら何か小さな物がケースの中に落下した.
最初は,ホラアナゴキブリの有翅虫が飛んだのかと思ったが,ハエトリの幼虫だった.
これは想定していない事態.
たぶん,ハエトリにとっては適当なサイズの虫が走り回っているケージにしがみ付き,虎視眈々と狙っていたのだろう.
気が付かなかったら,丸々太ったハエトリの飼育ケージに変わっていただろう.
防虫紙を挟んでいて本当に良かった.
皆さんもさまざまな異物侵入回避のために,防虫紙(新聞紙でも問題なし)を挟みましょう.
2016 .11.14
ネズミネクタイ
Mouse patterned necktie
昨日のペストロジー学会でS生さんより頂きました.
ありがとうございました.
次回のネズミ駆除協議会に締めて行きたいと思います.
2016 .11.11
ナゾゴキの幼虫 1
Mysterious cockroach larvae 1
餌入れにしているサンプル瓶の蓋の中にトビムシとは違う生物発見.
幼虫のようである.
やはりあのサイズで成虫のようだ.
とりあえず,増え始めてくれたようで一安心.
親もまだ健在なので,もう少し増えてくれるでしょう.
それにしても小さい.
トビムシとそれほど変わらない大きさ.
餌は,固形飼料も食べるようだ.
2016 .11.10
日本ペストロジー学会宇都宮大会
The 32th Japanese Society of Pestology Utsunomiya meeting.
昨日から今日まで,宇都宮市にて日本ペストロジー学会大会が開催されました.
私も,シンポジウムと一般講演の2演題発表してきました.
http://www.pestology.jp/
↑↑↑↑↑↑↑↑ 内容はこちらを参照.
懇親会も大変盛り上がり楽しい時間を過ごせました.
皆様ありがとうございました.
来年は,東京で開催されます.
学生の参加も大歓迎です.
懇親会でお話しましょう.
2016 .11.9
ヤエヤマツチゴキブリ順調
The breeding of the Margattea ogatai is going well
たまには,うまく飼育できている種.
シェルターの裏には幼虫・雌雄成虫が均一にいる.
ツチゴキブリは結局絶えてしまった.
同じ種でも,熱帯に生息している系統のほうがうまくいく様な気がする.
2016 .11.7
展翅
Spreading wings
日本産直翅類標準図鑑に掲載されているゴキブリの展翅写真.
実に見事である.
昔は私もモリチャバネゴキブリとか,小型の希少種などよくやったが,あれほど綺麗にできないし,現在は老眼でとてもやる気になれない.
たまたま水を張ったバケツにはまったBlattella sp.
後翅は逆に展開しているが,自然に行われた形としては良くできている.
雄だとすぐわかる.
2016 .11.4
路上のクロゴキブリ
Periplaneta fuliginosa of the road
思えば,今年の夏はクロゴキネタが少なかったように思う.
久しぶりに見たのがこちら.
つい先ほど踏まれた感じ.
昼間に出歩かなくても良いものを.
2016 .11.2
ホラアナゴキブリの新飼育法
New breeding method of the Nocticola uenoi uenoi
本種の採集場所として,シロアリの巣内を聞いた記憶がある.
今の飼育も,ケージ下部に紙質のシェルターを入れているが,その中に入っていることをよく見かける.
そこで,ちょうど今は,数が安定しているので,同じような環境と思われる,シロアリの巣に数匹投入した.
右はネバダオオシロアリ.左ゴキブリ.
シロアリの巣に降り立ったホラアナゴキブリ.
早速,暗い穴の中に消えていった.
雌雄は確認していないが,1ペアは揃っていると思う.
さてさて,巣内でシロアリと共生している姿が見られるだろうか?
2016 .11.1
クモ 2
Spider 2
またまた見慣れないクモの来机.
とりあえず,喉が渇いているだろうと給水.
飲んでる隙に撮影.
小さいので幼体かと思いきや,触肢が膨らんで見えるのでオスのようだ.
結構綺麗なクモなので,同定を試みたが,1時間ほど格闘しgive up.
こんな写真では分からないかも知れませんが,お分かりの方いましたら,ご教示ください.