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2015 .9.29
Eurycotis sp. 奇跡の復活
Miraculous revival of the Eurycotis sp.
コモンネーム:オパカ2.
過去には数十匹以上に増えていたが,国外のペットローチの傾向として,少しレアな種は,突然幼虫が発生しなくなり,途絶えてしまう事がある.
これもそうなり,数ヶ月前に,幼虫2匹となった.
幸いにして雌雄そろっていたので,気に掛けて見ていたが,無事,2匹とも成虫となった.
次は産卵と首を長くして待っていたが,これが中々産卵しない.
ワモンなら羽化して10日もすれば,産卵が始まるのだが,1ヶ月しても産まない.
そのうち雄は触覚が短くなり,2匹しかいない密度で触覚が切れるのはどう考えても連れ添っている雌の仕業.
相性が悪いのかとゴキブリの事ながら心配になる.
その後,交尾は確認できなかったが,卵鞘をシェルターにいい感じで産み付けていたので少し希望の光が見えていた.
で,昨日,やっと1齢幼虫発見.
9割がた諦めていたので,とりあえず良かった.
で,ふと思い出した.
E.floridanaの生態なら,Cornwell(1968)に書いてあった.
そこには,成虫になって卵鞘を産むまで55日.
孵化まで48日も要するとある.
多分,本種も同じ様に時間が掛かるのだろう.