ゴキブログ一覧
2015 .1.30
アミメヒラタゴキブリ終齢幼虫と成虫
The adult and last inster larva of Onychostylus notulatus.
普通種になった感のある本種.
飼育していても,他の野外種に比べケージ内が汚く見える.
しかし,単独で見ると幼虫も色彩に特色があり,興味尽きない種である.
2015 .1.29
フタテンコバネゴキブリの産卵場
The place where Lobopterella dimidiatipes lays eggs
フタテンコバネゴキブリの飼育は,チャバネゴキブリと同じ仕様だが,給水器にはミズゴケを置いている.
理由としては,Periplanetaに比べ卵鞘の殻が薄く見えるため,孵化率をあげる目的だが,やはり湿度の高い場所が良いようで集中して産卵されている.
水を追加する為,容器の蓋を開けたが1匹逃げない個体がいた.
終わって元に戻しても,まだ何かしているので良く見ると卵鞘を配置しようとしているようだ.
どこも同じ様だが,何か違うのだろう.
他の卵鞘より環境の良い場所を考えているのだろう.
2015 .1.28
与論島のEucorydia Sp.
Eucorydia Sp. of the Yoronjima Island.
悪石島よりオレンジは少ないが,ルリ色は強い.
2015 .1.27
ヒメクロゴキブリ入荷
Arrival of Chorisoneura nigra.
E藤君から京都土産に頂きました.
樹皮下に沢山いたとの事で,沢山頂きました.
最近,自力採集が無いので頑張らねばと思います.
さて,今回で3度目のチャレンジでしょうか.
初冬に採集された前回の個体より今回のような,春直前の個体の方が,越冬から目覚めさせるにはちょうど良いかもしれません.
大体失敗するポイントはつかめているので,頑張らねばなりません.
2015 .1.26
ハエどまり
HAEDIMARI (The place at which a fly stops)
週末,鶴岡出張でした.
合間を見て旧青山本邸を見学.
北海の漁業王と呼ばれる青山留吉の故郷青塚にある巨大な屋敷です.
建築もさることながら,都会では見ることが少ない変わったものをいくつか見つけました.
こちら,題にある「ハエどまり」というもの.
少し異様な雰囲気がありますが,ハエを天井に留まらせない為の物.
ハエが白い物に止まる習性を利用したもののようです.
普通の折鶴が,糸で吊るしてあります.
昔の人はいろいろな事を良く知っていましたね.
2015 .1.23
マダラゴキブリ終了
Rhabdoblatta guttigera total destruction
不気味な静けさ.
半年前の予言が当ってしまった.
原因は分からないが,調べるとマグロのように何か分かるかもしれない.
2015 .1.22
悪石島のEucorydia Sp.
Eucorydia Sp. of the Akusekijima.
腹部と翅にオレンジのスポットが入り綺麗だが,ルリ色は目立たない.
2015 .1.21
Corydiinae科繁殖の難しさ.
Difficulty of breeding of the family Corydiinae.
今まで何気なく累代出来ていたが,最近この科の卵鞘が孵化しない?
そんな中,Therea grandjeaniが孵化していた.
最近は,オアシスを湿らせて入れている.
これが本当に必要なのか.
孵化までの期間や乾燥にどれだけ耐えるのかナゾが多すぎる.
しかし,よくよく考えると,クロゴキブリの卵鞘も乾燥した場所で普通に孵化している.
それほど神経質になる必要は無いかもしれない.
暇見て調べましょう.
2015 .1.20
Pseudophoraspis sp.完全復活.
Full revival of Pseudophoraspis sp.
昨年12/17のその後の状況.
とりあえず,1回目の産卵は成功した.
初齢幼虫が沢山居る.
水中に潜る幼虫.
水中にも死骸はなし.
雌も異常なし.
2回目の産卵も期待できそうだ.
2015 .1.19
トコジラミ樹脂標本
Resin specimen of the bedbug.
社内外勉強用に作らせたトコジラミ入り樹脂標本.
国外のメーカーが作成した.
全て実物が入っており,良く造ったと思うほど細かい仕事だ.
これは雌雄成虫.
1齢幼虫.
ゴキブリやシミ,貯穀害虫があっても良い.
2015 .1.16
ワモンゴキブリの繁殖力
Propagative power of Periplaneta americana
昨年5月末に沖縄で捕獲した雌成虫1匹が,現在こんな状況.
まだ個体数は数えていないが,写真を数えただけでも200以上いる.
凄い繁殖力です.
これでは,あちらこちらの場所で捕獲されるのが良く理解できます.
今回採集した雌は,交尾済みだったようだが,未交尾でも結構な確立で卵鞘は孵化するので,大型のゴキブリの割には世界に広く分布する理由が良く分かる.
2015 .1.15
隠れたつもり
The hidden intention.
樹皮窪みに潜むEucorydia sp.幼虫.
小さい割には動きが俊敏.
この動きはやはりゴキブリかな.
2015 .1.14
ペストコントロール必携
SERVICEMAN‘S MANUAL
O方先生から頂いたSERVICEMAN‘S MANUAL.
日本語訳は以前に頂いた本があったのですが,原著ははじめて見ました.
こうして比べると,良く出来ています.
内容も写真を日本で撮り直してあります.
あらためて,当時制作に取り組まれた先生方の熱意を垣間見ることが出来ました.
2015 .1.13
Eurycotis sp. コントラストが綺麗
The contrast of Eurycotis sp.
雌1,雄2まで減ってしまった.
原因不明だが,このグループではたまに体験する.
が,3個体は欠ける事無く成虫になったので,産卵さえしてくれるなら期待できる.
シェルターに頭から突っ込み,隠れたつもりの個体.
胸部側面の白帯の白と,体色の赤が綺麗に納まった.
2015 .1.9
マダラサソリ幼体
Immature of the Lsometrus maculates.
まめに餌を与えると,どんどん大きくなる.
特に,幼体はこのように張り裂けそうなくらい太る.
健康そうな状態は,見ていて和みます.
2015 .1.8
グリーンアノール寝姿
The figure which is sleeping of the Anolis carolinensis.
飼育には許可を得るため特殊な部屋を作っています.
その中で寝るアノール.
こちらを睨んでいます.
好みの場所は,枝とかよりも床面や垂直面.
2015 .1.7
セズジシミ間一髪
Narrow escape of Ctenolepisma lineata
昨年末にK田君から頂いたセスジシミ.
年明けに飼育タッパーを見ると内部で結露している.
確認すると中のティッシュがカビだらけ.
中を確認すると,本当に間一髪でやばそうな状態.
成虫もカビの中でよたっている.
幼虫もかろうじて生存していた.
何をさて置き,通気の良いタッパーに移すことに.
水加減が難しい.
狭い飼育環境は,一歩間違うと逃げ場のない単一な悪劣環境に変化する.
害虫と言えど,飼育するとその難しさが良くわかる.
2015 .1.6
Gyna caffrorum羽化
Emergence of Gyna caffrorum
♀.
♂.
前方に初齢,中齢,終齢がそろって顔を出している.
2015 .1.5
太陽の様なDeropeltis erythrocephala
Deropeltis erythrocephala larva such as the morning sun
めでたい景色.
脱皮直後の幼虫は白色から有色(大体は黒褐色)に変化する時,中間色になるが,本種は形態が丸いので余計赤丸に見える.
2015 .1.1
2015年 明けましておめでとうございます
I wish you a Happy new year 2015