ゴキブログ一覧
2013 .6.28
マダラサソリ産仔
Offspring of Isometrus europaeus.
前回生んでから約2ヶ月.
雌の腹が大きくなっていたのでもしやと思っていたが,産みました.
数えると16匹ほど確認できる.
ヤエヤマサソリは,仔と親を同一ケージで飼育しても,壊滅的な仔喰いはしないが,マダラサソリは大概残さず食べる.
前回生んだ仔達は移してあり,いまのところ少し欠けたが元気で成長している.
2013 .6.27
Drymaplaneta semivitta の交尾
Mating of Drymaplaneta semivitta.
ちょっと忙しい今日この頃.
2013 .6.26
ヨロイモグラゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of a Macropanesthia rhinoceros.
個体数が増えると同時にマットの劣化が早くなった.
と同時に餌の消費も多くなってきた.
現在,
Adult ♂4,♀5.
中齢 ♂2,♀1.
若齢 ALL 8.
合計すると20匹になった.
昔あこがれていた頃から考えると,夢のようです.
やはり,ユーカリが良いのかもしれない.
と思っていますが,今回交換した新マットに菌糸が生えたマットも混入させたところ,猛烈に食いついている.
一応完成.
2013 .6.25
Pseudophoraspis sp 羽化&擬死
Emergence & Cataplexy of Pseudophoraspis sp.
早い個体は羽化始めた.
終齢に近い幼虫.
幼虫の姿勢がこのようにそり気味になりながら,葉上などに張り付くように静止する.
手の上に乗せるとこのように死んだ真似をし,動かなくなる.
ついでに床換え完了.
2013 .6.24
オガサワラウスヒラタゴキブリ床換え
Cleaning of the breeding case of a Onychostylus pallidiolus boninensis.
ミズゴケは乾き,シェルター各種糞で薄汚れてきている.
死骸も沢山ある.
野外種で,この状態は経験上「滅びのスイッチ」が入りやすい.
久しぶりの床換え.
現段階での床換えは問題ない.
2013 .6.21
シロアリの脱皮姿勢
The posture of a ecdysis of Termite
シロアリが脱皮をすることは当然のように知っていたつもりだが,脱皮の姿勢までは想像した事がなかった.
いたって普通.
シロアリの巣内は広い空間が無いと思っていました.
したがって,脱皮も腹ばいのまま行われるイメージがあったのですが・・・.
野外の巣ではどのように行われているのでしょう.
ちなみに,ネバダオオシロアリZootermopsis nevadensis.
2013 .6.20
チャバネゴキブリの群れ
The group of a German cockroach.
餌が切れて,しばらく放置してしまった後の餌食い.
申し訳ない.
2013 .6.19
網戸にヒメイエバエ
Fannia canicularis which invades into there being a screen door.
網戸をしてあるにもかかわらず,侵入する双翅目.
今日はヒメイエバエ.
このフロアーも昆虫(害虫)を飼育している為,殺虫剤は使えない.
これが便利.
ニクバエ クラスでも,しつこく追えば仕留められる.
2013 .6.18
親ゴキの上に仔ゴキ
The child cockroach on a parent cockroach.
親と1齢幼虫.
ほほえましい.
2013 .6.17
ネズミ剥がし
Rescue of a black rat.
実験で使うクマネズミを採集してきました.
都内で捕獲された,殺鼠剤抵抗性個体と考えられる個体群から.
粘着についた状態.
毛が抜けている個体は,過去に粘着から逃れた名残だと思われる.
剥がす時はこんな感じ.
幼獣とはいえ,噛み付いてくる.
その後に小麦粉まぶしにして,ポリブデンを無効化する.
感覚は,てんぷらに衣をつけている感じ.
その後は,玉になるので除去したり,水を飲ませたり.
大変面倒な作業だが,この粉まみれは,大概の外部寄生虫を落とすようで,毛が生えかえると,イエダニも落ちている.
こう書くと簡単のようですが,実は大変な作業です.
くれぐれも,良識のある方は真似しないで下さい.
これは,駆除に役立てる為の特殊な作業です.
咬まれます.
2013 .6.14
ツゲノメイガ成虫
The imago of a Glyphodes perspectalis.
事務所5階階段室壁に1日中とまっていた.
口吻を伸ばしている様子はまるで蝶のようだ.
それにしても,蛾類成虫を同定する際,利用するのが図鑑であるが,図鑑の写真(絵)は,羽を広げて展翅(当然だが)しているので,蛾類の多くが生存時に見せる形態と違ってしまい,大変見ずらい.
こういった状態の図鑑は作れない物だろうか.
か,もしかしたらすでに存在するかもしれないので,ご存知の方は教えて下さい.
初齢幼虫.
2013 .6.13
Therea regularis雌&卵鞘
The msel & Ootheca of Therea regularis.
雄ばかり先行して羽化し,1匹もの雌は羽化不全で★.
累代が危ぶまれたが,雌も羽化し,卵鞘も生んでくれた.
状況から,有精卵と判断しても良さそうだ.
約半年後に期待.
2013 .6.12
オオモリゴキブリ!!
Symploce gigas gigas!!
増えていたので気を抜いた.
生気のある卵鞘はこれのみ.
ケージも縮小.
2013 .6.11
ムカデ脱皮
Centipede molting.
大型のムカデは,飼育していると,小さくなっていく気がしてしょうがない.
が,こうして脱皮をしてくれると,心なしか成長を感じ取れる.
2013 .6.10
ヤマトゴキブリ山形産新顔
Periplaneta japonica born in Yamagata prefecture.
埼玉県入間産が根絶しました.
理由は不明.
現象としては,雌成虫の翅が縮むような個体が現れ,卵鞘も白化や,縮れ化が起り,孵化しなくなった.
飼育して10年以上経過した群れであった.
気を取り直し,K田君採集の山形産.
ふ節が取れたり,しかし,wildはそんな事ではびくともしない.
不思議ですね.
卵鞘も素晴らしい.
2013 .6.7
ヨロイモグラゴキブリ摂食スピード
Speed which Macropanesthia rhinoceros eats.
約1ヶ月前の餌やり直後の状態.
昨日の様子.
そして追加.
オーストラリアの大地で,こんなのがウヨウヨいるのであれば,ユーカリの落葉の分解者として,重要な位置を占めているであろう事がうかがえる.
2013 .6.6
Archiblatta hoevenii幼虫脱皮と餌
A self-renewal of the larva of Archiblatta hoevenii, and the food of a larva.
3,4齢の脱皮は,平地でも問題なし.
餌は,たまに自然発生する小型のキノコは見向きもしない.
過去に,乾燥しいたけ,キクラゲ乾燥戻しなど,保存がきくものを試したが,全く食わなかった.
今のところエノキが№1.
次にシメジ.
2013 .6.4
ワモンゴキブリ孵化
Hatching of Periplaneta americana.
卵鞘観察を5年以上ほぼ毎日行っているが,孵化の瞬間にははじめて立ち会った.
見ていると,全然進展がないので目を離す.
とこんな状態になっている.
決定的な脱出風景を取りそこねる.
いつもの事ですが,自分の気の短さに呆れてします.
数十分待っても今度こそ進展がないので,卵鞘をバラスとこんな感じ.
もう少し頑張れば出れたと思われる個体がいる.
2013 .6.3
カラスの仔
A juvenile of a crow
麻布大学某研究室からの眺め.
ブトかボソの確認しなかったので,うちの鳥博士に聞いたところ,嘴が細い事と,額の盛り上がり方からハシボソガラスとの返答があった.
巣材からボソっぽかったが,やはりボソでした.
毎度の事であるが,カラスのたくましさには驚かされる.