ゴキブログ一覧
2011 .7.29
インドデリー近郊生物まとめ
今回の出張で見たゴキブリは2匹.
チャバネ幼虫1匹.
ワモンゴキブリ♀成虫1匹.
恐らく,害虫種は普通にいると思うが,野外種は全く発見できなかった.
草刈の腐葉土下とかも探したが,直翅類が少しいただけ.
インドで昆虫を探すなら,もっと南の方が良いのだろう.
最後に,街のインド雑貨の店で見つけたネズミの置物.
最初カエルかと思ったが,目が飛び出た風のネズミであった.
600ルピー.
ゴキブリは捕れなかったが,これで少し満足できた.
ここインドには4種の家ネズミがいるそうである.
ネズミはスーパーの中を店員に蹴られて逃げ回っているクマネズミっぽい種を1度だけ目撃した.
インドシリーズは今日でおしまい.
2011 .7.28
インドの見慣れぬ風景
昨日の朝,日本に到着しました.
結構ハードスケジュールでしたが様々な物を見聞きでき,有意義な出張でした.
日本ではあまり見ない,私が変と思った物をまとめて見た.
送電性鉄塔.
毎日同じ道を通っていたのだが,通るたびに「変」と感じていた鉄塔.
見る角度により折れ曲がって見えた.
トラックのデコレーション.
こんなのばかり.
トラック好きでなくても,見飽きない.
鉄人28号を思い出す分電器?
まっすぐ立っていない電柱.
しかも,四角い.
これでで良く折れないものだ.
2011 .7.27
インドの生物4
つる性の植物に沢山いたツチハンミョウの一種.
Actenodia属ではないかと思うが不明.
日本のツチハンミョウはクロ単色だが,これは綺麗である.
スズメガの一種ではないかと思うが,触ると腹節を曲げギイギイ音を出していた.
これもまた綺麗な種.
オオトカゲの一種.
まだ小型のようであったが,初めて野生の個体を見た.
デリー近郊には結構普通に生息しているらしい.
孔雀.
ハトやカラスと一種に,孔雀が街中に普通におり,飛んでいる姿は圧巻である.
端に映っているのは,動く車内から撮影している為.
詳しい種名がわかる人が居たら教えてください.
2011 .7.26
インドの生物3
街中で普通に見るカラス.
こいつは前回も登場したかもしれないが,まあいいでしょう.
体色はツート.
餌のあさり方や,人が近づいても逃げようとしない慣れ方は,東京のカラスそのもの.
同じく街中で人よりも堂々と歩いている牛.
昨日のオオトカゲ死骸近辺より採集した糞虫2種.
小さいほうはブルーに輝き,臭いが綺麗.
2011 .7.25
インドの生物2
インド郊外のグルガオンにあるホテルのテラスに飛んできていたシロアリの羽アリ.
ペアを探したのですが,すでに羽を落としどこかに行ってしまっていました.
朝に翅付きで落ちていることから,早朝飛ぶのでしょうか.
インドには当然ながら日本より多くのシロアリがいるようで,大小さまざまな羽アリを見ることが出来る(運と探し方によると思うが).
これも同じくホテルの,部屋扉の下で死んでいたカメムシ2種.
落ちていた蚊.
ハマダラカの一種でしょうか.
室内には薬剤臭がしたので,殺虫剤でも散布したのでしょうか.
インドは,マラリアが流行しており,蚊の対策は重要のようです.
今は雨季にあたるため,町のあちこちに水溜りが出来,私が見た側溝の水溜りには,悪夢のような数のボウフラがいました.
2011 .7.23
インド北部の生き物 1
前回に続きまたいました.
緑と黄色のツートンバッタ.
幼虫.
腹背に赤色の大きな点を生じる
幼虫も毒々しい色をしている.
宿で捕獲されたワモンゴキブリ
体長は意外と小さい.
屋外芝生にいたイグアナに似た爬虫類.
そして何と,「オオトカゲ」がいると情報を得,探すといました.
死骸ですが.
その下には綺麗な糞虫がいました.
2011 .7.21
インド到着
空港着陸前.
デリーは現在雨季だそうで,確かに天気も悪く,水溜りが見て取れる.
着いてはじめて見かけたゴキブリ.
チャバネゴキブリの幼虫だと思う.
見つけてはしゃいで写真撮っていたら,ホテルの人が来てつぶしてしまった.
日中屋外で見つけたカナブン.
その他,いくつかいたが,後日にお見せします.
2011 .7.20
今戸のクロゴキブリ
新事務所もいろんな虫がいますね.
昨日はシミ.
今日は,やはりいましたPeriplaneta fuliginosa.
クロゴキブリです.
裏階段に出没.
雌.
翅に付いた埃が銀粉のようで渋みが出ています.
前事務所の連中が,寂しがって追ってきたのでしょう.
東京で,アオスジアゲハと同レベルで見かける昆虫ではないでしょうか.
下の階のK田君も事務所のトラップに捕獲されたと喜んでました.
そういえば,自宅のベランダにも出たといって大騒ぎしていました.
仕留められた個体を見ると,雄成虫でした.
こう暑いと飛翔する個体が多く出るのかもしれません.
庶民のゴキブリですね.
ちなみに,本日より海外出張です.
今頃は,時差4時間の地に到着して,ゴキブリを探している所かもしれません.
環境が繋がれば,現地レポートします.
2011 .7.19
Gyna bisannulata 幼虫
卵胎生.
非常に小さい.
チャバネゴキブリ1齢幼虫の感あり.
成虫は良く飛びそうである.
2011 .7.15
オオゴキブリ累代飼育
飼育ケース.
本属は,殖えてくるとマット上に出てきて死にはじめる.
殖えてくると=餌不足と成虫は縄張り不足のようなものであろうか.
掘り返すと中齢幼虫17匹しかいなかった.
なんとも虚しいが,これだけいれば累代は出来るので良しとせねば.
ちなみにこの位の大きさでも雌雄は判別できる.
腹面腹端部の節先端が窪み,小さな節が見えるのが♂.
こちら♀.
また半年後の繁殖を期待してマットに戻す.
2011 .7.14
セスジシミ
新事務所引越し完了.
思わぬ出迎えを受けることになった.
セスジシミ(だと思う;正確な同定はもう少し落ち着いてから).
前入居者は革製品を扱っていたらしく,下の階のK田君も見た~と喜んでいた.
これでシミのコレクション種は4種,飼育もコツが分かればなんとなくいける.
長寿で場所もとらず,匂わず,騒がず手間要らず.
飼育者も少なく,面白いグループだと思います.
2011 .7.13
Archiblatta hoevenii 最後のペア
悪戦苦闘であった.
ついに最後のペアとなり,特大ケースから中プラケに移動.
なんともなぞ多きゴキブリである.
累代はF2で終了する気配が濃厚となった.
以上.
2011 .7.12
トコジラミ探知犬
今日,明日と東京ビックサイトにてトコジラミ探知犬「joy」君のお披露目をしています.
犬種はブリタニースパニエル.
救助犬にも使われる賢い犬種だそうです.
トコジラミの初期発生の探索は人では難しい作業となります.
犬の優れた嗅覚を利用する為,短時間で効率よくトコジラミの生息を見つけることが出来ます.
何かの時は,お声をおかけ下さい.
2011 .7.11
ヨロイモグラゴキブリ床換え
約1年ぶりの床換えとなる.
相変わらず手がかからない.
しかし,クヌギの粉砕マットを入れたマットは粉状になって換え時を実感する.
仔はずいぶん大きくなった.
ちょうど1:1なので後3年もすれば仔沢山になるのだろう.
チャバネゴキブリに比べ気の長い話だ.
雌はこの仔達を産んですぐに死亡し,写真にあるのは新しい雌.
雄や仔ともうまくやっている様子.
今年は生んでくれるかもしれない.
2011 .7.8
Eublaberus sp.
ペットローチとして流通しているEublaberus属の一種.
パンタナルに生息している種らしく,同定出来ていないだけか,本当にsp.なのかは不明.
本属は8種類ほど記載されているだけである.
有名な種は
Eublaberus prosticus.
Eublaberus distantii.
海外のサイトを見ると,もう一種“Ivory”なるものがいるようだが,地名だかは不明.
前胸背は黒班が結合し,ブラベラスのような大きな班となっている.
幼虫も前2種と若干異なり,黄班はなく,単色傾向にある.
全体色と艶は良く似ている.
これも丈夫で良く殖えそうな感じである.
2011 .7.7
飼育道具
マットを加湿する際に大変重宝している.
ポイントは噴口部分.
これは正規品にはついていない噴口.
ホームセンターとか行くと,別売りでいくつか売っているので,用途に合わせカスタムすると使いやすくなる.
2011 .7.6
Deropeltis erythrocephala 孵化
孵化してきました.
Deropeltis属は,中齢幼虫以降になると輸送等で体調が不安定になりやすいようで,心配したが,初齢幼虫は意外としぶとさを持っているようだ.
頭部が黄色でメマトイのような厚みを持っている.
2011 .7.5
オガサワラウスヒラタゴキブリ 大変だ
何か悲惨な内容ばかりの今日この頃.
あまりそんなネタは多用したくないのだが,事実なのでどうにもならない.
ギリギリのところで気がつき修正しているので,皆様もやっちゃーならない事例という事で.
中齢以上が死滅していた.
ウスヒラタゴキブリより累代は簡易と思っていたが,例のダニが大発生しており,初齢幼虫も死骸が転がっている.
水入れを持ち上げると,ワラワラダニが結構な速さで登ってくる.
矢印の3倍ほど手についている.
特別,痒みや腫れはできないので,不快なだけと思うが,嫌な感じである.
今回は,生体の数も減っているので,とことんダニを排除して床換えを実行.
最低限のセットに,初齢幼虫を1匹1匹移し変える作業がもう1週間以上続いている.
小笠原の自然遺産登録により,ゴキブリといえど採集しにくくなる.
多分,こんなマイナー種を維持している人はそんなにいないでしょう.
目指せ復活.
2011 .7.4
ブラーミニメクラヘビ 卵
社内のK田君が飼育している個体が卵を産んだそうなので見せてもらった.
親と同じ太さがある.
長さは20mm内外.
2個産んでいた.
私が飼育していた個体は,シロアリのかなり大きなコロニーを壊滅させ,自らも土に返りました.
彼もこれからシロアリ確保で忙しくなることでしょう.
2011 .7.1
空家のクロゴキブリ
古い事務所からの完全撤退が完了しました.
温室内はもぬけの空となり,そこに勝手に同居していた同居人も,居場所が無くなりうろうろしている.
隠れる場所なし.
9割が成虫.
幼虫も若干見かけたが,電気をつけると,狭い亀裂に逃げ込みその数は不明.