ゴキブログ

ゴキブログ一覧

2009 .11.30

クマネズミの黒化個体

カテゴリー:ネズミ,

小笠原父島産のクマネズミ群より体毛が黒くなる個体が出現した.
kurokuma-1.jpg
この黒化個体は東京上野界隈が起源と聞いた事があるが,
現在は中央区で多く見かける.
kurokuma-2.jpg
小笠原産のクマネズミの体毛色は,現地では茶色しかもライトブラウン系の個体が多く,
黒色は見たことがなかった.
kurokuma.jpg
同じく父島産の茶色との比較.
色は違っても喧嘩する事はない.

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2009 .11.27

エジプト砂漠ローチ完全復活

カテゴリー:Polyphaga aegyptica,

やっと成虫が出始めた.
kannzennfukkatu-2.jpg
まだ♂だけであるが,♀もまもなく羽化すると思われる.
kannzennfukkatu-1.jpg
♀終齢幼虫.
卵鞘の孵化より約7ヶ月.
意外と早い成虫出現となった.
卵期間から考えると,約9ヶ月で成虫となった.
♀は10ヶ月と言ったところだろうか.

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2009 .11.26

マダガスカルゴキブリ Gromphadorhina portentosa

カテゴリー:Gromphadorhina portentosa,

Gromphadorhina portentosaで入国した個体を入手した.
G. portentosaといえばフルーツゴキブリとも呼ばれ,
最もポピュラーな種のはず.
しかし,私が過去より飼育しているのは下の個体.
porutenntosa-1.jpg
と言う訳で,海外のサイトを調べていくと,以下の結果となった.
family Blaberidae
subfamily Oxyhaloinae
genus Gromphadorhina Brunner von Wattenwyl, 1865
species Gromphadorhina portentosa (Schaum, 1853)
記載は1853年と古く,その後Gromphadorhina 属は他に
Gromphadorhina grandidieri Kirby, 1904
Gromphadorhina oblongonota van Herrewege, 1973
Gromphadorhina picea van Herrewege, 1973
の3種が記載されている.
記載論文を入手すれば分類は出来るであろう.
porutenntosa-3.jpg
♂.
porutenntosa-2.jpg
♀.

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2009 .11.25

Archiblatta hoevenii ♂

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

ジャイアントローチ Archiblatta hoevenii ♂成虫.
seityuu.jpg
7月に孵化してまだ4ヶ月ほどである.
seityuu-1.jpg
翅も曲がってしまっている.
大きさが小さいような気がするが,始めて見るので判らない.
何はともあれ,見たいと思っていたので感動である.
Blaberus giganteus も高率で翅バカが出る.
羽化場所を特設してやると少しは改善されるが,
本種も早急に対策を考えないと,皆これでは情けない.

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2009 .11.25

Archiblatta hoevenii ♂

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

ジャイアントローチ Archiblatta hoevenii ♂成虫.
seityuu.jpg
7月に孵化してまだ4ヶ月ほどである.
seityuu-1.jpg
翅も曲がってしまっている.
大きさが小さいような気がするが,始めて見るので判らない.
何はともあれ,見たいと思っていたので感動である.
Blaberus giganteus も高率で翅バカが出る.
羽化場所を特設してやると少しは改善されるが,
本種も早急に対策を考えないと,皆これでは情けない.

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2009 .11.24

THE COCKROACH

カテゴリー:参考書,

古い本ですが,貴重なものを頂きました.
1968%E5%87%BA%E7%89%88.jpg
書籍名   : THE COCKROACH
著者   : P.B.Cornwell 
出版社   : HUTCHINSON
1968年に出版された本.
レントキル社が製作した本のようだ.
レントキルは英国の害虫駆除会社.
その頃よりこういった学術誌を制作していたとは恐れ入ります.
erntokiru-2.jpg
ゴキブリの分類や形態.
種の解説や生理など詳しく書かれている.
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今から40年も前に,こんな事を研究していた同業がいたことに驚きます.
日本の業者も頑張らなくてはいけません.

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2009 .11.20

ヤマトシロアリ リセット後

カテゴリー:虫,

リセットからまだ一月も経たないが,すでに新しいマットに侵入している.
1117-2.jpg
よほど,上部プリンカップ内の餌木が美味しくないのだろう.
1117.jpg
光の下に出しているので,恐らく自然の行動をとっているわけではないと思うが,
生き物の営みは面白い.
1117-1.jpg
コノコロニーはまだ兵蟻が1匹も発生していない.
コロニーが小さすぎて,それ所はないのだろう.

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2009 .11.19

今年のイエゴキブリ

カテゴリー:イエゴキブリ,

夏ごろより始まった孵化が,そろそろ終りに近づいてきた.
kotosinoie.jpg
たぶん最後の孵化かもしれない.
古いシェルターも全てバラシ,卵鞘を調べた.
kotosinoie-1.jpg
厳密に調べていないが,前回307個の卵鞘中,孵化は9個.
今回は43個(ケースを3つに分けている内の小プラケ)中,孵化9個.
孵化率3%→21%.
さらに半年にわたって孵化しているため,幼虫サイズがばらけ,
齢数の片寄りが無くなってきた.
kotosinoie-2.jpg
孵化卵は平均20前後の卵を持っている.
長すぎるのも良くない様だ.

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2009 .11.18

リュウキュウクチキゴキブリの子育て

カテゴリー:リュウキュウクチキゴキブリ,

マット中に生息する種は,その生活を観察する機会が少ない.
本種をはじめ,国内種では
オオゴキブリ科 オオゴキブリ属
オオゴキブリ Panesthia angustipennis spadica (Shiraki)
ヤエヤマオオゴキブリ Panesthia angustipennis yayeyamensis Asahina
オオゴキブリ科 クチキゴキブリ属
エサキクチキゴキブリ Salganea esakii Roth
タイワンクチキゴキブリ Salganea taiwanensis taiwanensis Roth
リュウキュウクチキゴキブリ Salganea taiwanensis ryukyuanus Asahina
外国種ではヨロイモグラゴキブリ Macropanesthia rhinoceros
(人によってはマット無しで繁殖させている人もいる)
アイスポットローチ Lucihormetica subcinta
などは飼育していても姿を見るのは床換えの時だけだったりする.
ryuukyuu.jpg
ケース横に空洞が開いている.
ryuukyuu-1.jpg
拡大.
中には子供を生んだばかりの親子が観察できる.
上手く壁面に営巣すると,このようにその生活が観察でき楽しい.

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2009 .11.17

ジャイアントローチ 脱皮

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

dappisippaoi-1.jpg
この状態で止まっているのはほとんど失敗する.
成長するにしたがい,脱皮失敗が多くなってきている.
簡単にはいかないようだ.

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2009 .11.16

イエシロアリ コロニー崩壊

カテゴリー:虫,

ヤマトシロアリに続きイエシロアリも息絶えていました.
iedame.jpg
そう簡単にはいかないと思っていましたが・・・.
ティッシュでは難しいのでしょう.
黒い空洞の中には女王蟻の骸と線虫,そしてダニが繁殖していました.
iedame-6.jpg
シロアリにしろ,土中性の生き物が死ぬと不思議と線虫が出ます.
シロアリの中に生息していったとしか考えられません.
不思議です.
悔しいので,朽木マットで再挑戦します.

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2009 .11.13

ドバイの生き物 ゴキブリ その2

カテゴリー:ゴキブリ採集,

湿った植栽林床にいたゴキブリ.
dooobaaii-9.jpg
拡大.
RIMG0292.jpg
写真を撮っていると逃げられるので,急いでシャッターを押し,捕獲する.
おかげでピンボケ写真ばかりとなってしまった.
ヒメチャバネゴキブリ幼虫に良く似ている.
これを採集した場所では,成虫が見当たらなかった.
昨日の前胸背板にラインが入る種であれば楽しいのだが.
dobaigoki-2.jpg
死亡した中齢幼虫.
時間がほとんど無かった割には,インドよりも多くのゴキブリを見ることが出来た.
やはり,仕事の合間ではなく,ゴキブリ採集を目的とした旅行で,ゆっくりと採集したいものである.

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2009 .11.12

ドバイの生き物 ゴキブリ その1

カテゴリー:ゴキブリ採集,

ドバイのPCO業者にドバイに生息するゴキブリを聞いてみた.
1.American cockroach ・・・ ワモンゴキブリ
(今回は見ることが出来なかったがたぶんいると思う)
2.German cockroach ・・・・チャバネゴキブリ
(現地室内にて捕獲した.日本と同じ状態だと思う)
3.Broun-banded cockroach・・・チャオビゴキブリ??
(これは少し怪しい?)
4.Srinamuroach  ・・・・・オガサワラゴキブリ
(一生懸命探したが発見できず.でもこれはいると思う)
5.Brown cockroach ・・・???
(たぶん下のゴキブリを指すと思う)
dobaigoki-3.jpg
リュウキュウモリゴキブリに良く似た種.
良く飛んでなかなか捕まらない.
dooobaaii-11.jpg
上の写真のような植栽の植わっている地表にいた.
また,同じ場所にいた少し変わった綺麗な種.
dobaigoki-1.jpg
前胸背側縁に黒線が入る.
大きさはヒメチャバネゴキブリ程度.
残念ながらこの個体は1匹しか捕まらなかった.

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2009 .11.11

ドバイの生き物 その3

カテゴリー:爬虫類,

砂地の上に落ちていたダンボールをどけると逃げ出したトカゲ?
モドキ?
dooobaaii-4.jpg
非常に素早く,なかなか捕まらない.
dooobaaii-5.jpg
体長は10cmにも満たない小型の個体しか見なかった.
地元の人に聞いたら,ヤモリもいるようで,
カベチョロ系であれば簡単に見つかると思ったが,残念ながら見ることは出来なかった.

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2009 .11.10

ドバイの生き物 その2

カテゴリー:虫,

砂漠と言えばスカラベ.
ラクダのいそうな場所に行けばいるかと思ったが,
仕事で行っているのでそんな余裕は無く,発見できず.
その代り側溝に落ちていた糞虫発見.
dooobaaii-3.jpg
街中にはラクダはいないが,猫が多いのでその糞を食べるのであろうか?
街中のアスファルトやコンクリートなどの上にたまに落ちている.
たぶん土の上だとすぐに潜って見つからないが,潜りそこねた奴が見つかるのだろう.
funntyuu.jpg
♂の個体.
体長30mmほどある.
dooobaaii-6.jpg
砂漠なのにトンボ.
リゾート都市なので,プールや植栽用の散水の水溜りで発生しているようで,結構見ることが出来た.
しかし,やはり飛ぶ昆虫はインドより少ない.
蝶もアゲハチョウを一度見たきりであった.

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2009 .11.9

ドバイの生き物 その1

カテゴリー:虫,

ドバイに行ってきました.
仕事です.
dooobaaii.jpg
ドバイはご存知の通り,砂漠が多く生物も少ないイメージでした.
しかし,見かけた生き物はインドより多く,個人的には楽しめた気がします.
dooobaaii-1.jpg
乾いた石をひっくり返すと大体どこにでもいるマダラシミ.
dooobaaii-7.jpg
屋外に多く,当然屋内にも侵入してきている.
最近,NPMAでラスベガスに行った社員も,屋外の石の下で発見したと言っていた.
dooobaaii-2.jpg
同時に石の下に沢山いた甲虫.
茶色の種と黒の種の2種見つけたが,種名は調べていません.
硬そうな甲虫です.
dooobaaii-8.jpg
壁についていたカメムシ.
アオクサカメムシほどの大きさで,後脚が長く見たことの無い種でし

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2009 .11.6

ジャイアントローチ 幼虫 雌雄

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

中齢幼虫になって,雌雄がハッキリしてきた.
a-kisiyuu.jpg
上の個体が♂.
下が♀.
a-kisiyuu-1.jpg
突然死した♂個体.
体長は30㎜を優に超える.
4ヶ月ほどでこのサイズまで育てば,あと4ヶ月あれば成虫になりそうである.
a-kisiyuu-2.jpg
横より.
翅芽がハッキリ確認できる.
a-kisiyuu-3.jpg
腹端部も♂の特徴が出ている.
急ですが,これから出張となり,そのまま来週のペストロジー学会参加となる為,来週の更新が止まります.

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2009 .11.5

インドの生物 おまけ

カテゴリー:虫,

思わぬ写真を頂きました.
%E7%94%BB%E5%83%8F-078.jpg
これはアグラ駅前で車に乗る直前の数分時間があったので,
瓦礫の中の生物を探している図.
こんなに頭が白かったとは・・・.
ここでは,ゴミムシ類しか見当たらなかった.
ゴミが散らかっており,いかにもゴキがいそうだったのだが.
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こちらは,サソリを採集しているところ.
物売りの人が集まってきて,「何か買え」
と「何してんだ」と,めちゃくちゃ.
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採ったサソリをビンに入れた途端,見せろとばかりに奪われた.
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さすがに外野がうるさく,立ち去ろうとしても付いてくるおっさん.
今思えば懐かしい.

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2009 .11.4

ホラアナゴキブリ卵鞘3

カテゴリー:ホラアナゴキブリ,

ホラアナゴキブリが順調に増え,床換えをする事となった.
ミニプラケから小プラケへスケールアップだ.
horarann-1.jpg
水皿に使っている容器の裏についている♀.
horarann-2.jpg
拡大.
尾肢が体の割りに長い.
horarann-3.jpg
もう少し拡大.
透き通った卵鞘の中に卵が見える.
しかし,数はわからない.
2個か多くても4個だろう.
親の体長と比べその大きさがわかる.
horarann.jpg
別角度より.

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2009 .11.2

ヤマトシロアリ飼育再挑戦

カテゴリー:虫,

中プラケで朽木を入れて飼育すれば出来るのであるが,
それでは観察がし難い.
というわけで、再チャレンジ。
risetto.jpg
綺麗に洗浄し、殺菌も完了したケース.
入れたのは250円ほどで売られている昆虫マット.
risetto-1.jpg
つめた後,意外と量が入った.
risetto-2.jpg
ここにティッシュから非難してきていたコロニーのカップを接続.
さて,下のケースに移動してくれるであろうか?
飼育温度は26℃ほどで行う予定.

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