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2009 .1.14
バットローチ 卵鞘
この写真がなんだかお分かりであろうか.
バットローチ Ergaula capucina (Brunner von. Wattenwyl) の卵鞘である.
入手してまだ一度も床換えを実施していなかった事と,
1齢幼虫が孵化してくると,マットの中より拾わなくてはいけなくなるので,
そうなる前にする事とした.
卵鞘の大きさは10㎜内外が標準.
色が2色あるが,産卵ご間もないと色も薄く,時間が経つと濃い色になるようである.
卵鞘を篩で分別してみると,大きさがばらばらなのに気づいた.
上から2番目がたぶん正常,それ以外は異常ではないかと思うのだが.
どのサイズも結構な数があるので,自然下でどうなのか?
こればかりは飼育している状況下では確認しようが無い.
大きさが変わると共に中の卵数も変わる.
これなどは1卵しか入っていないように見える.
はたして,孵化するのだろうか?
一応,特徴のある卵鞘を10個ほど別容器に収納したので,
どうなるか観察してみようと思うが,
孵化まで要する期間は意外と長い様で,2ヶ月以上かかる様である.
本種の様な形態の卵鞘を産む
エジプト砂漠ローチPolyphaga aegyptica
ドミノローチTherea petiveriana・Therea grandjeani
シナゴキブリEupolyphaga sinensis
なども同様な感じがする.
ワモンゴキブリがカブトムシとすると,
本種の卵はグラントシロカブトのイメージである.