2015 .6.9
アオスジアゲハ羽化
Emergence of the imago of the Graphium sarpedon
コンクリートジャングルの片隅にはりついていた.
蛹化のためにここにいることは予想できたので,写真だけ撮り,通り過ぎた.
が,よく考えれば,ビルの外壁で蛹になれば,間違いなく清掃でばらばらにされる.
回収し机の傍に容器に入れ,放置していた.
順調に蛹になったものの,次なる試練「寄生蜂」の可能性があり,羽化はあまり期待していなかった.
今日見ると羽化寸前.
羽化し易いようにホワイトボードに貼り付け,しばらく別の作業をして気が付くともぬけの殻.
この葉っぱについているとばかり思ったがいない.
飛んだ?ハズも無く,落ちた?で下を探したら無事羽が伸びて静止していました.
この後,外に飛んでいきました.
やれやれ.
去年の10月に我が家の玄関のちょうど雨風がしのげるところに同様の蛹がいて、5ヶ月たった先月無事に羽化しました!途中死んでるんじゃないかととても心配だったので、ある朝に外で羽根を乾かしている姿をみて、巣立つ子供を見送る親心の気持ちになりました(^o^)
食べられたり、蜂やハエに寄生されるなど、なかなか羽化できる確率が低いとのことなので、こちらの蛹も運のいい個体でしたね!
こんばんは.
生き物が育つ姿は感動的です.
このような感動する心を,もっと親や教育者は子供に伝えていってほしいですね.
寄生に関しては,春より夏の方が多い気がします.
出て来るのが蜂ならまだ良いのですが,ウジが出ると暗くなりますね(笑).
この個体は運がいいと思います.